カンパニー さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
途中からいきなり変わる世界感
前半部分は主人公ウェルキンが大活躍。第7小隊はウェルキンが率いる部隊で連戦連勝。ウェルキンがいればどんな事も乗り越え、そしていずれは帝国軍を倒し平和な世界を作るって話だと思ったのだが・・・途中から少々話が変わってくる。
前半部分はたしかにそうなのだが途中で帝国軍のセルベリアがガリア軍の前に立ちふさがり槍と盾を持ったことからいきなり違う展開になる。セルベリアはヴァルキュリア人の末裔で専用の槍と盾を使えばヴァルキュリア人の真の力を発揮する。あぁータイトルのヴァルキュリアってこれの事だったんだ~と思ったらヴァルキュリア人は反則的に強かったww前半部分の戦いは何だったんだ?と思わされる内容で一瞬にしてガリア軍をピンチに・・・前半からセルベリアが戦ってたら楽勝じゃね?と思わされましたね^^
まあまあでも悪い内容でもなかったです。ちょっと絵に慣れるのには時間がかかりましたがけど・・・国と国との戦いと恋愛と友情を混ぜたアニメですね^^
私が思い出に残ったシーン。 これは2つありますね~まずはイサラが死んだシーンです。ようやくロージーもイサラの事を認めこれから仲良くなるところだったのにロージーの後ろから帝国兵の生き残りが・・・イサラの胸は赤く染まり・・・血が・・・イサラみたいな良い子がなんで・・・死んじゃうんだ・・・
もうひとつはそのイサラが死んで自分を見失ってしまった主人公ウェルキンの話。ウェルキンとイサラは家族で血はつながっていなかったけど、本当の兄弟のように仲が良かった。そのイサラの死に耐えられなくなり暴走気味になるウェルキン・・・いつものやさしい笑顔はなくなり言葉に余裕もない。そんな時に来たひとつの任務。イサラとウェルキンの故郷ブルール奪回の任務。この任務に勝利し無事故郷を取り戻した。しかしそこにはイサラはもういない。2人で過ごした家に戻り途方に暮れるウェルキンの元にアリシアがくる。ウェルキンは言った・・・こんなに悲しいのに涙が出ないんだ・・・アリシアはウェルキンを抱きしめた・・・その後にそっと部屋から出て行く・・・するとウェルキンの目から涙が・・・そしてウェルキンは何かが切れたように泣いた・・・叫んだ・・・ うぅ~~←これ私です。 そしてようやく落ちつき、家からでたウェルキンを待っていたのは花を見ていたアリシア・・・アリシアとブルールを出る前に見ていた花・・・ウェルキンはアリシアの横に座り2人はそっと手を握りしめた。ここです!!手をそっと握った所がすごく嬉しかった^^