遥か彼方 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
「宇宙のダンディ」の意味はひも理論より難しい!?
「スペース☆ダンディは」
まだ格好付く。
「宇宙のダンディである」
???
宇宙一とか、宇宙最強とか、宇宙の~とか無いのねw
もうそこからしてイミフな世界観臭が拡がりまくってんだけどw
やたらと美しい(本当に色鮮やかで煌びやかな宇宙の描写に惚れ惚れしてしまう。毎回それ観るだけでも目の保養になる程、もっと宇宙のシーンだけを映してくれ!と願ってたりする)
「宇宙のヒーロー」
ならまあ百歩譲って現代アニメとして誇張に苦笑するのだがどーしても
「宇宙のダンディって何?」
とそこつっこまずにはいられない。
そしてダンディさが・・・二話でやっと2%くらい出て来た?って程、今のダンディはダンディでは決して無い。
ダンディな役が多いイメージの諏訪部さんの「ダンディ」と名の付いた決してダンディじゃない役・・・
有る意味「宇宙の貴重である」
(だってこんなノリなんですもの、今の所どれだけふざけられるかに作り手の生命を懸けてる様なノリなんですものw)
だが二話の時点で最大の謎!
ダンディって何故命を狙われている!?
ペリー提督(CV銀河さん)率いるゴーゴル帝国ゲル博士(CV石塚さん)はダンディを常に狙っている(このCV大御所二人使う意味が有る筈!)
そりゃ、エロくてハーレム好きでどーしようもない「ダンディ」と言うイメージの男とは全く正反対なキャラだから、食い逃げの常連とか、窃盗人とか、博士の恋人がダンディに盗られたとか、くっだらない理由で有る可能性は高い。
でも二話でちょっとある可能性が頭に浮かんだ(くっだらない考察なので毎度の事で隠しでw)
{netabare}もしかしたら地球人はもうダンディしか残っていないのではないだろうか?つまりこの宇宙で一番の希少種が地球人のダンディ彼自身じゃないか?
そう考えた根拠(二話より)
・まず二話でダンディが「地球人」だと判明した(そう言えば「地球人」と言う言葉がこの作品では聞き慣れないと感じた)
・異次元のラーメン屋の店長が「地球」に二郎ラーメンを食べに来た時、その店だけがぽつん、とそこにあり(地球らしい賑わいが無かった気がする)消える時もどこか不自然に一瞬画面が暗転した。まるでそこには店だけじゃなく何も無かったかの様に。あのシーンだけで何だか地球と言う星がもう消えてしまっている感じがした。
地球に焦点を当てる必要がないからだと言われればそうは思えるし、ダンディだけでなく「人間」の格好をした(主にダンディ好みのナイスバディの)お姉様方は沢山いるから、二話で出て来た美人調査女史も含め、人間の格好をした宇宙人は沢山いるのだろう。彼女達が地球人でないと言う保証もまだないので、あくまでも早々過ぎる考察に過ぎないのだが。
そのゴーゴル帝国に地球は滅ぼされたのではないだろうか?そしてその唯一の生き残りがダンディ。
滅亡させた理由とか、一人くらいほっといたら良いじゃん?と言うツッコミを自分でしながらも、何故ダンディが狙われているのか自分なりに考えてみた結果、この様な「宇宙で最も可能性が低そうな」考察に行き当たってしまった。{/netabare}
でもこれ情報では2クールらしいから、このノリが2クール続くだけなら流石に・・・視聴者は飽きてくる人も少なくはなさそう。
って事で、もしかしたら化ける(と言ってもこのノリを保ちつつそれなりに敵から自分達の身を守りつつ、最終回には本当に「ダンディ」な男になっていて
「スペース☆ダンディは宇宙のダンディである」
と言うナレーションが視聴者に納得いくものになっていたら・・・?
面白いと思わねえ?
なあ?☆
OPに岡村さん、ここに岡村さんを持ってくるとは洒落た事してくれんじゃねえか音監さんよ♪
EDにやくしまるさん、これまたあの透明で少し機械的な声が宇宙、いやスペースと言う場所にマッチしてるぜ♪
さあ、ひも理論までも凌駕する「宇宙のダンディ」の意味、魅せてくれよ!