takarock さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
Key作品特有の癖に慣れることができるか?(本番前の確認事項)
「あらすじ」(知っている方は飛ばしてください)
主人公の直枝理樹、幼馴染であるリーダー格の恭介、その妹鈴、
愛すべき筋肉バカ真人、剣道一筋の謙吾と
彼ら5人は幼き頃に正義の味方「リトルバスターズ」を結成して様々な遊びに興じていた。
時が経ち彼らは皆全寮制の学校に通っていた。
5月某日皆より1つ年上の3年の恭介が就職活動から学校に帰ってくる。
みんなと一緒にいられる時間も残り少ないことを実感した理樹は昔のように何かしないかと提案する。
リーダーの恭介は野球チームを作ろうと呼びかけたが、
剣道の大会が迫っている謙吾はこの申し出を拒否し、メンバーが足りない中
メンバー探しに奔走するところからこの物語は始まります。
まず、これは「Air」や「CLANNAD」などのKey作品全般に言えることなのですが、
これまでKey作品にほとんど触れたことがないという方にとっては、
如何に慣れるかが重要になってきます。
キャラデザは萌え絵然としたもので目がかなり大きいです。
どうしてもKey作品の絵が受けつけないという私の友人は
「なんか爬虫類っぽくて無理」と評しましたw
続いてはそのキャラクター
ここでは「神北小毬」を例にしたいと思います。
「幸せをね~願うと~お星様が~見えるんだよ~~」
(実際にこんな台詞があったかどうかは確認していません。ただのニュアンスです)
おいおい。。高校2年の言うような台詞じゃねーってレベルじゃねーぞ。。
もはやメルヘンチックどころか頭の中がメルh(略)
最後に日常パートにちょいちょい挟んでくるショートコント。
笑いのツボは人それぞれなんですけど、まぁ古臭くて薄ら寒いノリです。
お笑い好きの方なら「全然笑えない」という方も多数いるでしょう。
上記がこの作品を観るにあたっての最初にして最大のハードルです。
しかし、慣れてくるとこれらが苦でなくなってきます(むしろ楽しめます)
キャラや雰囲気に慣れることがあなたはできますか?
そしてこの作品(1期)は続編の「リトルバスターズ! ~Refrain~」の前振りです。
「ひぐらしのなく頃に」と「解」のような関係なわけです。
本当の物語が始まり、謎が明らかになってくるのは「Refrain」からです。
その為にあなたは全26話観続けることができますか?
このレビューで私が問いかけた問いに「できる」という方ならば
リトルバスターズのメンバーのやり取り等この作品を楽しむことができると思います。
1期のテーマはリトルバスターズという最高の仲間たちとのかけがえのない楽しい日常と
いつも笑顔が絶えないメンバーの心に抱える闇を個々に追っていくというものです。
分かりやすく言えば、日常パートとメインヒロイン以外のルート攻略です。
この作品の総評については「Refrain」のレビューで言及したいと思います。