Ssoul30 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
残留放射能に満ちた無人の廃墟に残された人を助けに行くのが遺伝子を改造された人間と言う種の人形。
ストーリー
西暦2036年、お台場の原子力発電所で発生したメルトダウンにより死の街と化した東京に「コッペリオン」と呼ばれる遺伝子を改造した3人の少女が町に残った人を救出する物語です。
私の感想。
とても重い世界観でもキャラクターの明るさのおかげで明るく楽しく楽しめた非常に複雑な気分になる作品でした。ですが、いくら重い世界観でも私たちが見始めた時からすでに「終わってしまった」世界ですので、多分明るい気分で見てもいいのでしょう。正解は私にも分かりません。
この作品を見ていてある事に気がつきました。それはキャラクターが無駄に白すぎる所です。まあ、人間じゃないから白いなら納得できますが、普通の人間も白いなんてなんだか日本は太陽も失ってしまったかと思わせる作画になっていました。
しかし、いくら敵がいないからって強引的に同じ敵をずっと使いまわしにするのは非常にあきれました。もっと敵の存在を増やすべきでした。敵がずっと同じのせいでなんだか非常にイラつかせましたし、敵が無敵で一生倒せないかと感じました。
Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」
この作品の世界は終わっていますが、少々未来の世界が終わっていると考えてください。ですので、今の科学ではない科学技術が見られます。
オープニング
「ANGEL」
かなり私は気に入っているオープニングです。もっと評価されるべきオープニングです。キャラクターの説明、世界観の説明、そして軽いネタバレ。
ですが、そんな事より曲が本当に私の好みの曲です。一度聞いたら忘れられない非常に脳内侵食度が高い最高の曲です。この作品に非常に合っている重い曲でサビには本当に脳内侵食度が高いです。Angelaさんの妙に頭に残る声が最高です。
エンディング
「遠くまで」
angelaさんの早口言葉には本当に頭が上がりません。今でも何を言っているのかが分からない所があります。そんな事はさておき、なんだか悲しいエンディングです。己をあらわすかの用に人形が出てくる所なんか非常に悲しいです。