退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
惜しい
小紅と真白のキャラの可愛さはかなり高得点。
古き良き「萌え」の原点がこの2人には凝縮されていた。
小紅…
◆姉に対する秘めた劣等感→守りたいと言う気持ちを生む
◆料理上手で家事全般を卒なくこなす→女性の理想像
◆可愛らしい顔をして「~なのか」「~だろ」という言葉使い
◆乳揺れ+お尻安産型
真白…
◆小さな子の背伸び→可愛い
◆袖の丈が長すぎる→可愛い
◆舌っ足らずですぐぐずる
◆紅緒に追い回されて小動物みたいに怯える
後半可愛いしか書いてませんが、それ以外にも萌えポイントは多いです。
私は真白よりも小紅派なのです。
見た目はどことなく「ゆるゆり」のアッカリーンっぽくて、口調が丁寧語だったため、
よくいるキャラか、と気にかけていなかったのですが、
敬語は姉以外は対象外で、通常は男っぽいガサツな言葉遣いをするのだと知った時には
割と驚かされました。まさにギャップ萌えというヤツでしょう。
話は変わり、アニメ全体の構成についてですが、こちらの方はどうにもテンポが悪い。
シリアスな展開になったらすぐコミカルな演出でオチをつけようとする。
その波の連続で通り一辺倒だからパターンが無意識に浸透して見てて飽きやすいのがありました。
しかしそれには理由があるようで、他の方のレビュー軽く見てて知ったのですが、
原作は4コマ漫画なんですってね…。
それで全て納得です。
また、キルミーベイベーほどじゃないけど、背景音楽があまり無いのでたまに強い眠気を誘うのは
残念ながらマイナスポイント。
(ちなみに背景音楽がほぼ無い件についても他レビューで沢山指摘があるみたい)
音楽を無くす事が作品独特の雰囲気に直結している可能性は否定できないが、
私はこの手の作りがあまり好きではない。なんか未完成品を見せられている気持ちになってくる。
ここがタイトルに掛っているなんてオチは勿論無いわけだけど…何なんですかね、無音を利用して
キャラのみに意識を集中させ、中毒性でも狙っているんでしょうか?
それとも単に元が四コマだったから、大きな起承転結が起こせず、移動シーン等の音楽含めた繋ぎが
上手く組み込めなかっただけなのか…その真偽は定かではありませんが、改めてアニメに
音楽は大事だなぁって気付かされました。
音楽を犠牲にして得られるものが眠気ぐらいしか思いつかないし、
表現の幅は明らかに狭まってますよね。
5分ぐらいなら許せるけど、長い時間やられるのは見せ方としては疑問が残る。
悪い話はまだ少し続き、私個人的にはちょーっと白夜の声が合わないと思った。
声がおじさんすぎる。頑張ったけど、こちらは最後までどうも耳が慣れなかった。
{netabare}人間じゃない、白夜は人間じゃない、と自分に言い聞かせて脳内補正を懸命に
かけていたけど無理でした。{/netabare}
「小紅に迷惑をかけるな」が「ぼべびびめいばぶぼばべぶば!」に鼓膜を通すと濁音混じりで
脳に響いてしまう。
鼻と喉の間から声が出てる感じだから酷くスッキリしない。
ハンターハンターの蝶みたいな蟻の声の時は嫌いじゃなかったんだけどなぁ。
元々声量がある人が声を落としてボソボソしゃべってるような違和感がついて終始ついて回った。
気になる部分はまだあり、書き連ねるといつものように無駄に長くなるのでこの辺で止めておきます。
ただ、ストーリーの本筋も大したこと無い、ギャグも爆笑は誘わないにせよ
私みたいな難癖つける見方しかしない人間でも、冒頭の2キャラについての可愛さだけで視聴を完走する事ができました。
こういうのを萌え豚野郎アニメというんでしょうね!(笑)
あまり良い書き方して無いかもしれませんが、二期があればぜひ見てみたいと思いました。