退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
こう泣かされるとKEY作品のBGMは卑怯とさえ感じる
原作から入った組です。
KEYが18禁以外で出した初めてのPCゲームって認識であってますかね??(ちょっと不安)
好きな人には申し訳ないけど、クラナド自体はあまり好きじゃない。
個人的にはちょーっと長過ぎた感はあるし尺稼ぎに無駄な設定が多い印象を受けた。
{netabare}例えば汐ちゃんの病気設定やら、記憶はおぼろげだけど渚が生き返るエンド?は蛇足だったように思う。
”もしあの時渚が生きていたらこんな幸せな生活が待っていた”程度の妄想描写で終わってればGoodだったのに。伏線はあったけど、あれで何かいきなりファンタジーになっちゃった。{/netabare}
とはいうものの!!アフターの18話は正直泣きました。
レビュー書く前ちょっと感動思い出しとくか、と見たらもう駄目だ。完全にやられてしまった。
目を充血させながら書いています。
原作の方では{netabare}朋也の父親の母親が「それでもあの子は駄目な父親でしたか?」みたいな語りかけの所{/netabare}で泣いたけど、アニメの方は{netabare}汐ちゃんが朋也に抱きつくところでグッと来て、帰りの電車で朋也が渚のことを語るシーン{/netabare}で涙腺決壊。
”原作の方では”一ノ瀬ことみのシナリオとか良かったけど、ゲーム・アニメ共通して感動できる絶頂ポイントはやはりこの朋也と汐の旅行だった。
あそこまで汐を放置していた朋也の人間性を疑うとか、KEYゲーム自体大概が感動するシーンの繋ぎ合せとか言った批評を目にしたこともあるが、そんな細かいこと気にせず直感で見れれば確実に泣ける。
クラナドってアフターの17話・18話までは長い前置きだったよねーと勝手に考えてます。
他回の内容はほとんど頭に残ってないんだけど、汐と朋也の旅行回に限っては一点の曇り無く素晴らしい出来でした。