ようす さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「僕に悪意を向けた人だって誰かに愛されて生まれたんだ…。」
音楽がいいというのをよく耳にしていた作品だったので、ずっと気になっていました。
見終わって…。作画と音楽が非常に秀逸な作品だと思いました。
この興奮は後ほど詳しくお話します。笑
全22話です。
●ストーリー
周りの顔色をうかがい、なんとなく周りに流されて無難に日々を過ごしていた高校生の桜満集(おうま しゅう)。
集はある日、傷を負った少女・楪いのり(ゆずりは いのり)に出会う。
彼女の残した届け物をきっかけに、集は「他者の心の結晶」=「ヴォイド」を引き出すことができる、<王の能力>を手に入れる。
いのりが所属する「葬儀社」に協力することを求められた集は、迷いながらも戦いに巻き込まれていく。
1話見たら止まりません!どんどん引き込まれていきます。
ストーリーはよくできていると思います。
しかし難しくて途中で「???」となることもしばしば。
すごいのか、わけわからんのか、なんなのか、よくわかりませんでした(笑)
全話見終わってからもたくさん疑問が残っていたので、wikiで調べて「あーなるほど、そういうことだったのね。」と納得していました(笑)
しかし、そんなことも気にならないほど、この作品には魅力であふれています。大好きです。
●バトルシーン
なんといっても、バトルシーンが素晴らしい。
かっこいいというより、「美しい」という言葉がしっくりきます。
毎回、バトルシーンには見とれていました。心が震えました。
そしてバトルシーンで流れるBGMよ…。
なんなの、あの曲たちは!!クールで熱い。そして時には優雅。
バトルシーンについては、作画も音楽もまいりました。笑
●キャラクター
それぞれが意志を持った、人間味あふれたキャラが多いです。
集の目が好きだったなー。
戦いに迷いながら、しかし意志も持って。そんな揺らぐ目が好きでした。
集役の梶さんの演技がまたとても素晴らしくて。さすがです。
女の子も好きなキャラ多いなー。
1番はハレかなあ…。優しくていい子で巨乳で泣ける(;;)
いのりも好きだけど、前がざっくり開いたあの衣装が嫌いでした^^;
●人の上に立つこと
このストーリーの中では、人の上に立つことの難しさと苦しみについても描かれています。
きれいごとじゃこの世界は、人は、守ることができないこともある。
きれいごとはみんな大好きだけど、それはあくまでも理想の世界。現実は違う。
とっても苦しいことだよなあ…。私には耐えられない。笑
何が正しいの?何が正義なの?それは結局、立ち位置から変わってしまうもの。
●音楽
秀逸です。もうお手上げです、降参です。笑
バトルものなので、熱い音楽が多いのかなあと思っていたら、実際はかっこいい音楽の宝庫でした。
EGOISTの歌声、いいわあ~。
今まであんまりEGOIST好きじゃなかったんだけど、その考えは見直そうと思いました。
【挿入歌「エウテルペ」/EGOIST】
数あるギルクラ神曲の中から、私が1番お気に入りなのはこの曲です。
曲、歌声、どれをとっても頭が上がりません。
こんな曲と出会えるからアニソンは最高です…!