OZ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
μ'sで推すなら?
アイドル系のアニメを
観た事が無いので観てみたら
展開の早さに
イマイチ入り込めなかった作品
■アイドルとスクールアイドル■
廃校を免れる為に
スクールアイドルとなって奮闘する。
内容は単純で理解し易いけれど
展開の早さが気になったかな。
μ'sとして活動の実態が
あまり描かれていない中
ランキングが上昇していくのには違和感あって
ライブも数回程度で
これと言ったパフォーマンスはしていないのに
周囲から認知されるのが早いんだよね。
「いつの間にそんな人気が出たの?」って。
作中でトップクラスとされるA-RISEもだけど
どう凄いのか今一つピンとこない。
スクールアイドルって
アンダーグラウンドな立ち位置かと観ていたら
街にいる人の反応はメジャーで
もうアイドルと変わらない。
アイドルとスクールアイドルは
何が違うのかを線引きしていれば
入り込めたのかもしれないが
最後まで不透明だったのは残念だね。
■アイドルに憧れる気持ち■
一度はアイドルになりたい!なってみたい!
憧れを抱く女の子の気持ちが
ダイレクトに伝わってくる
第4話「まきりんぱな」での
小泉花陽が印象に残ったね。
小さい頃からなりたかったアイドルに
なれるものならなりたいけれど私なんかが・・・。と
引っ込み思案で
あと一歩踏み出せない花陽が
凛と真姫に背中を押されて
「得意なことはなにもないけど、アイドルへの想いは誰にも 負けません!
だからμ’sのメンバーにしてください!」
涙を浮かべ声を大に
自らの意思で進もうとする花陽は
熱くてベストシーンだ。
憧れを現実に変えるには
自分と向き合い
ほんの一歩踏み出した先に
答えがあるんだよなぁ。
■μ'sで推すなら?■
メンバー9人の中で
お気に入りなのは矢澤にこ。
何かとオチに使われたり
空回りしたり
先輩としての扱われ方では無いけれど
アイドルに対する情熱が
頭一つ抜けてるんだよね。
特に最終回の
穂乃果に言い放つ台詞が印象的で
「好きだから。にこはアイドルが大好きなの。」
「みんなの前で歌って、ダンスして、
みんなと一緒に盛り上がって
また明日から頑張ろうって、
そういう気持ちにさせる事が出来るアイドルが
私は大好きなの。」
いい加減な所もあるが
ストイックで中途半端じゃない姿勢は
ギャップもあって魅力的なんだよね。
タレントとしても上手くやっていけそうだ。
■あとがき■
つまらなくは無かったけれど
思ったより合わなかったかな。
13話で纏めるには短く
【人気が出るまでの成長過程】が
すっ飛ばされている様に見えて
全13話だけれど総集編を
観終わった感覚なんだよね。
2クール分でじっくり
μ'sの成長を描いていたなら
評価は変わっていたのかも。
ラブライブに出られなかったのは
2期へ繋がるお楽しみ!って事で
持ち越しになったけれど
ことりの留学については謎だったなぁ。
ハッピーエンド?にも受け取れるが
連れ戻そうとする穂乃果よりも
ことりが夢を諦め
あっさり戻ってきた姿を見ると
直前まで葛藤してたのは
一体何だったの?と疑問が残る。
OPやライブシーンで
目を引く事が出来るだけに
勿体無い構成だったなぁ。
2期では他のスクールアイドルと
交流する姿や競い合うμ'sが観たいね。
満足度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3)