◎TARGET さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「言論の規制」vs「言論の自由」 ←何故か武力闘争www
❏総評
すごく面白いわけでもないけど、
見ててつまらないわけでもない。
そんな感じの作品。
ネタバレしない程度にあらすじ(導入部のみ)
人権侵害を規制する名目で制定された「メディア良化法」。
しかし法の執行に武力を伴ったため、図書館側も法を制定して
武力で抵抗。著作物の規制を巡って内戦状態になってしまう。
主人公の笠原郁は高校3年生の時に図書隊員に自分の本を
守ってもらった経緯から、初の女性隊員として
図書特殊部隊に入隊するのであった…
❏物語の設定が…
双方とも法的な裏付けがありつつも、武力を伴う内戦状態になる
という部分が、非現実的に写ってしまい若干しらけてしまう。
本来であればメディア良化法のような物が制定された場合には、
抵抗勢力は以下のような方法を取る方が現実的ではないだろうか。
①法を破って武力で抵抗(国家、警察を敵にまわす)
②法律を撤回、改善させるべく政治活動、ロビー活動を行う。
③法の抜け穴を探して、イレギュラーな方法でもいいので
過去と同等かそれに近いメディア活動が実施できる道を見つける。
個人的には上記の①~③のいずれにしても、
もっと話が面白くなると思うのだが…
原作小説は読んでいないが、もしかしたら小説版で読めば
もっと綿密な設定があり、しらけなかったのかもしれない。
(が、読んでないのでわからないが。)
❏最後に
ヒューマンドラマ、恋愛ドラマとしては、まぁ普通に見れるので
物語の設定とか細かい部分が気にならない人にはオススメ。