takekaiju さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ANIMEではなくアニメーション作品!
アニメーション制作会社GONZOの初期の頃のOVA作品。
{netabare}
物語は海洋汚染が進み人類の生存が困難になった近未来において、科学者ゾーンダイクの生み出したミュータント生物たちと存亡をかけた人類との闘いが中心になる。人類は超国家組織“青”として結集し南極に構えるゾーンダイクの拠点を殲滅するために潜水艦部隊を派遣する。
{/netabare}
作品の世界観といい、そこから見出されるテーマといいGONZOらしい社会性あるメッセージとマニアックなイメージが伝わってくる。決して一般受けはしないだろうB級感溢れる作風がはまる人にははまると思う。
古い作品だがOVAということもあり作画は比較的良好。
作品内でもシーンによってムラはあるが、特に艦隊戦のシーンは流れるように映像が動いていた。魚雷を発射して、攻撃を回避して、爆発する。一連の動作がすごく綺麗に表現されている。