りく さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
恋物語ネタバレ感想
原作既読……なんですが、細部は忘れてるので未読みたいなもんです^^;
セカンドシーズンは原則的に阿良々木ではなくヒロインが語り手となって物語が進んでいきました。
ヒロイン主体だと新鮮な気分で楽しめますが、個人的には彼が語り手やってくれた方が好きですね。会話の突き抜けっぷりが素晴らしいw
ここでは印象深い恋物語の感想だけ。
貝木が主人公ということで、最初原作読んだ時ビックリしたのを覚えていますw
戦場ヶ原が貝木に依頼するという形で始まるわけですが、この二人、どことなく背徳的な雰囲気を醸し出しているような気がしてドキドキしていました。彼氏に内緒で昔好きだった男と会う。
もちろんそこに変な意味は全くないし、結果的に阿良々木と戦場ヶ原の仲がこじれるような展開にもならなかったわけですが、タイトルが「恋物語」で語り手が貝木ですからね。ちょっとだけ不安でしたw
撫子を諭したシーン、私は「貝木らしくはないけど、心情を吐露しつつ大人として中学生の子供を導いてあげた良いシーンだ」と思ってたんですが、「貝木らしく、心にもない正論で撫子を言いくるめた絶妙な会話」という見方もあって興味深かったです。
恋物語はいわゆる「信用できない語り手」系の話なので、読み手によって色々解釈が分かれるのが面白いですよね^^
エピソードによって若干ムラがあったとは思いますが、化物語に比べてパワーダウンした感が否めなかった偽物語よりはずっと良かったと思います。個人的には傾・囮・恋が好き。
ラスボスっぽい奴がぬるっと登場してますし、今後どういう展開になるのか注目ですね。
神原が語り手となる花物語が残っているのでそちらも楽しみです^^
…………ところで傷物がt(略