ninin さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
艦や潜水艦の擬人化?
原作未読 全12話
地球は温暖化の影響により地上を大きく失い、そこへ謎の艦隊である霧の艦隊が人類に戦いを挑んで来た。超強力な兵器の前に人類の艦隊や兵器は叶わず、制海権を失い追い込まれていました。士官学校生の主人公 千早群像の前に現れたのは霧の艦隊を裏切って人類側についた霧の艦隊の潜水艦・イ401のメンタルモデルのイオナで、共に霧の艦隊と戦うお話です。
あくまでも兵器して自分を観ているものと、人と触れ合い人間としての感情を大事にするものの戦いです。
全編ほぼ3DCGで最初は違和感がちょっとありましたが、慣れてくると違和感はそんなにありませんでした。
千早群像とかかわることで機械の一部であったメンタルモデルが人間らしいしくざや行動をするのがいいですね^^
{netabare}イオナの無表情からの変化
ハルナのシャキーン
ヒュウガのイオナ命
キリシマの変身
タカオとコンゴウのツンデレ{/netabare}
兵器の一部といってもなかなか個性的ですw
艦と潜水艦の戦いはなかなか迫力ありました。
最初は非常に悲壮感溢れる作品かとも思いましたが、硬軟織り交ぜており、バランスが良く観やすかったです。
また、擬似空間内での敵味方に分かれているもの同士の会話も各キャラの心情がよく分かりました。
霧の艦隊、何故外部が旧艦船なのか、アドミラリティ・コード、メンタルモデル、ナノマシンなど分からない用語がいっぱいありましたが、お話(目的)は単純なので流れはよく分かりましたね。
ただ、メンタルモデルメインなので、乗組員(人間)はいるものの群像以外はほとんどモブ扱いなのでどんなキャラかはよく分かりませんでした(特に副長)
私の知らない斬新なところが多々あって面白い作品でした。お話の綺麗に纏まって一区切りで終わっていて良かったですね。
OP 悲壮感あふれる言葉の羅列が出てきます。メンタルモデルの紹介もかねていますが、潜水艦の乗組員の紹介はなかったですねw曲はかっこいいです。
ED 作画はCG効果が存分に発揮されてます~静かな曲ですね。
最後に、日本海上には日本の旧戦艦の名前のメンタルモデル達でしたが、その他の海域はまたそれぞれ違うんでしょうね^^