火虎 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
考察・感想
もろネタバレです。
文研部の人たちが「ふうせんかずら」によって、異常現象に巻き込まれていく。
もろネタバレ注意です。
大事なことなので2回言いました。
ヒトランダム
{netabare}人の秘密とは大切とわからせてくれる話です。
何の変哲もないよくある人たちですが、異常現象「人格入れ替わり」が起こって物語が加速してゆく。
最初は人格が入れ替わると面白半分で遊んだり、ふざけたりしていましたが、慣れてくると隠していた内面がばれはじめ、友情に亀裂が入リ始めます。
唯の悩みは男性恐怖症で原因は力の差。
だが、太一が男児の弱点を教えてあげる。
いや~優しいですね。自己犠牲ヤロー(笑)
事態が収束したと思いきや、姫子が体調不良に。
そして、伊織に自分がどんな自分か忘れてしまった、という悩みを持っていると言われ、いささか強引に悩みを信じるという形で意識をずらさせた。
が、姫子にも成り行きで悩みを聞かされる。
それは、誰も信じられないというよくある悩み。
それも自分のやり方で、解消した。
だがそんな自分のやり方、悪く言えば自分勝手なやり方は
少しずれれば、崩れてしまうようなもろいものだった。
伊織は稲葉の真似をして太一の信用、あわよくば気持ちを聞こうとしたが気づいてもらえず、しかも本人も登場してすべての期待が無に帰してしまった。
しかし、互いの気持ちをぶつけ合い、本当の意味でわかりあえた二人は笑合い、太一は自分の気持ちを告白した。
それを、割って入ったのがふうせんかずら。しかも飛び降り自殺をするという急展開。驚きです。
いろんな思いが困惑する中、最後の言葉を告げた伊織は
死…ぬはずなのだが嘘ついてたらしいです。
ですが、それによって仲間との友情、自分の大切さを生きていることの喜びを実感出来たと思います。
ふうせんかずらっていいやつ?と思ってしまいますね。
このシーンの伊織と太一の会話は涙腺崩壊しました。
僕は、感情移入するタイプでもらい泣きとかしますからw
泣けるアニメとか見ちゃうと泣き死にしそうです。
この章はいろんな大切を教えてくれます。
皆さんももう一度日常を振り返ってみませんか?
大切なことが見えてくるはずです。{/netabare}