遥か彼方 さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:今観てる
観ぬのなら、殺してしまえ、ヘタレ共!(一話視聴感想)
▼ caution!▼
意外と、グロいんだが・・・これ・・・w
それもエヴァの使徒(程でもないが)を連想させる、良い感じにグロテスクな敵さん達の、当たり前の様な日常への突然の襲撃。
血飛沫とかそんなレベルじゃない。
敵の襲来に街が一気に破壊される。
先程まで笑って生きていた屋台のオヤジが一瞬にして、ヒロインの目の前で押し潰されている。
平和な日常の青空も一変して禍々しい空間に包まれている。
その容赦の無い展開はまるで
「ついてこれるものならついて来るが良い!」
と突き離され試されている様で自身に満ち溢れた作り手から圧倒感と威圧感さえ感じられた。
あの赤い液体はATフィーなんとかで有って決して血の海では無い筈・・・でないと、これ観たくても観れんぞw
って事で私と同じグロ耐性無い人は自己責任でご試聴を!
そりゃ、非情な信長をテーマにしてるならそれなりの残酷さは有るとは思ってたよ。
過去での信長の登場シーンは、それはそれで戦と言う過酷な状況を描いていて戦国ものの雰囲気も良くでていたし。まあこの辺からちょっとやばめ?と身構えた訳だけど・・・。
現在のシーンであれだけの超破壊展開を見せ付けられたら圧倒通り越して呆気の中
(何か、グロくない・・・これって?・・・グロ!!!)
目を覆う隙すら与えてくれなかったよ、もうタイトルまんま、鬼気迫るもののオンパレード。
と、散々ヘタレを露呈した上でちょっと真面目に(いや、今までも超真面目では有ったが、グロしか提供出来てないw)
ヒロイン・小椋しお
髪型と言いノリと言い、私には非社交的で寂しがり屋になったキルラのマコちゃんを想像させた。
兵器オタクで特撮好きな性格。
台湾の修学旅行で「一人で良い」と言いながら浅尾かおるが話しかけてきてくれたら嬉しそうにしていた所を見ると、本当は皆に溶け込めたら、と感じていそうだ。
ピンチになったかおるを助ける為に覚醒!
友人・浅尾かおる
通常は三人組でつるんでる内の一人だが、しおが気になっていた様子。彼女と仲良くなる事に関しては大人しそうな外見に拘わらずかなり積極的とみた。
敵の襲撃で只今絶賛ピンチ中!
ジャック
しおの前に現れたクールで目的の為には手段を選ばなさそうでちょっと柄の悪そうな謎の男。敵を倒していくが数に負けて襲撃を受け極度の負傷中。友人を助けに行こうと無茶をしようとするしおを「危険だ」と止めた所を見ると意外と優しい?
そして何やら現在にも過去にもそぐわない近未来的で怪しげな「超国家機関DOGOO」空間の皆々様。
ジャックはこの機関のメンバー。
物語ラストはしおの「覚醒」
{netabare}過去、織田信長と自分との間に交わされた事、転生かと思ったが信長の「E遺伝子」と言うものを受け継いだ事を思い出す{/netabare}
そして彼女は現在の信長として銃を生みだし、戦いへと赴いていく。
破綻気味の設定だが自分には興味深く、続けて視聴したいと思わせる世界観だった。
私は気にならなかったが、女性声優さんが新人さんが多いらしく演技に拘りを持つ人はそれがネックになるかも知れない。
一話から超展開なので化ける可能性も有り、大こけする可能性も有る。
だがあの勢いはキルラを初めて観た時の興奮を呼び覚ましてくれた。
ただ・・・結構、グロい。
一話だから思いっきりやってしまえ!と言う試みだとは思うが、どこにどれ程のグロが出てくるか計り知れない分、自分には願ってもないスリルをまた味わう事になりそうだ。
このはちゃめちゃな超展開、クセになる人はとことんハマりそう!