熊一郎 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
戦国好き以外はパスが妥当
原作は知りませんが、ジャンプ購読者だったので花の慶次は読んでいました。
本作はそのスピンオフ的位置づけのようですが、慶次は当然ながら兼続も「花の慶次」に結構出てきたと思うので、何だか見たことあるエピソードのような気がしました(マゲを斜めにする話も昔見たような・・・)。
話は、豊臣秀吉がほぼ全国を統一してから小田原征伐までのかなり短い時間が舞台で、兼続の視点を中心に、秀吉家康ほか各武将とのやり取りや佐渡攻め、小田原攻めなどが描かれます。
最初に、兼続の出自に関する超設定があります。もちろん他の作品にだって脚色はあると思いますが、歴史の前提を変えてしまうような超設定はいかがなもんかと。
作画は、原さんの陰影ある作風をアニメにするのは難しいとは思いますが、単調な色使いで安っぽく見えてしまいました。
なんだかんだ言いながらも、戦国もの(特に関ヶ原西軍武将)が好きなので最後まで見てしまいましたが、戦国時代に興味のない方はパスが妥当かと思います。