タナボソ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
恋愛脳乙
などと言ってはいけない。
海で暮らす人間と陸で暮らすが存在するファンタジーな設定のドラマ。
陸は現在の日本のようでそうじゃない、どこか懐かしい雰囲気の世界観。
思春期の少年少女達が主人公で恋愛模様が主軸になりますが、それだけじゃないですよ。
『花咲くいろは』のP.A.WORKSによるオリジナルアニメ作品で、しっかり魅せてくれます。
難点は序盤がタルく感じられること。
アイツはコイツが好きでコイツがソイツが好きでソイツはホイツが好きで的展開が、
昼ドラのよう、とネット民達には揶揄されてました。
物語が劇的に動き出すのは13話からですね。
個人的に好きなエピソードは14話。
{netabare}時間の経過がすごく上手く描かれていたと思います。
{netabare}ちさきと紡の関係性。あかりと美海の家族の変化。
爺さんが倒れてちさきが叫ぶ
「お爺ちゃんを連れて行かないで!」
「もう誰も奪って行かないで…」
に泣きました。音楽も演技もすごく良かった。
{/netabare}{/netabare}
ニコ厨な私的に一言で言うと、爺さんがカッコよくて、大事にされるアニメは良いアニメ。
前期OP曲好き度:3/5(Ray / lull〜そして僕らは〜)
後期OP曲好き度:4/5(Ray / ebb and flow)
前期ED曲好き度:5/5(やなぎなぎ / アクアテラリウム)
・やなぎなぎ、と言うとsupercellにボーカル参加した「君の知らない物語」
あれがデネブアルタイルベガの化物語EDが有名なのだと思います。
俺ガイルOP「ユキトキ」にヨルムンガンドED「Ambivalentidea」「ラテラリティ」にと良い曲ばっかり。
「アクアテラリウム」はひひひコーラスが特異な印象を与えるかも知れませんが、
この哀感と言うか切ない感じがたまらなく好き。
CDには最終話挿入歌「mnemonic」、アグレッシブなバンドサウンドの「You can count on me」
も併せて収録。ちょっとしたミニアルバムくらいの聴き応えを感じました。
http://natalie.mu/music/pp/yanaginagi07
後期ED曲好き度:4/5(やなぎなぎ / 三つ葉の結びめ)
作品の好き度:4/7