Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「冬が来る・・・嬉しくて切ない、永遠の一瞬が」←ラストの展開は本当に切なかったです(;_;)
このWHITE ALBUMは、2009年に分割2クールで放送されました。今回のWHITE ALBUM2は、タイトルこそ続編のようですが内容には繋がりがありません。なので、こちらから視聴しても問題無いと思います。でも、1期を先に視聴すると1期で使用された曲が今回流れるので、ちょっぴり懐かしさを感じる事が出来ると思います^^;
主人公は、高校3年生の北原 春希。そして、メインヒロインは同級生の小木曽 雪菜と冬馬 かずさ。
この作品は、この3人が軽音楽部として学園祭のステージに上がる事になり、3人一緒の時間を過ごすようになってから、卒業までの間に織り成される心模様を描いた作品です。
「人を好きになる」って、ほんの些細な事だったり、若しくは長年自分の気持ちを確かめながら出した結論だったり、十人十色だと思いますが、この作品では3人の「人を好きになるまで」と「人を好きになってから」の気持ちがとても繊細に描かれています。
メインヒロインの2人は・・・優劣付け難い位、どちらも素晴らしく可愛らしいです^^
雪菜ちゃん・・・2年連続でミスに選出される程の美少女で学園のアイドル的存在なのです。
でも、本当は目立つのはあまり好きじゃなく、優しくて控え目で・・・だけど少し大胆な言動に出る彼女のいじらしさは抜群でした(//∇//)
そして、かずさちゃん・・・彼女の音楽的センスには脱帽でした^^;
普段は殆ど自分を表面に出さない彼女は、何を考えているか分からない時があります。
口調もぶっきらぼうなのですが、面倒見の良い一面も併せ持っています。
そんな2人の彼女と主人公の3人は、学園祭までは共通の目標に向かってひた走るのですが、走りながらも少しずつ気持ちの中に派生してくる本心に気付いていくのです。
現実でも起こりそうなこの展開から、恋の物語が一気に動き始めます。
そして、物語はエンディングを迎えるのですが・・・
個人的には私はもう一人のキャラとのハッピーエンドを期待していたので、ちょっと不本意な終わり方でした^^;
でも・・・男なら・・・決めたのなら・・・その気持ちを貫こうよ・・・という思い全開で視聴していました。
主人公は結論を出します・・・彼女達のその受け止め方が何とも切なくて・・・^^;
自分の気持ちを一生懸命誤魔化そうと自分に言い聞かせるのですが、本心には叶いません・・・
最終話Bパートはほぼ泣きながら視聴していました(//∇//)
オリジナルはゲームのようですが、ゲームとしての物語も続きがあるようです。
是非続編の放送を楽しみにしていたいと思います。