退会済のユーザー さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
お笑い度が★にないので評価がつけにくいけど、とても面白かった。
暗くて気分が悪くなる話だとおっしゃる方も散見されますが、私は腹抱えて笑った作品。
12話あるうちで10話は一回ぐらい笑えるシーンがある。ジャンル的にはあまり人にはお勧めできないブラックコメディかな。
今まで誰かが一度は考えたけど、世間的な批判をを避けていたものを思いきって映像に乗せた、そんなアニメです。
特に6話がわたモテの特徴が凝縮されてて一番出来が良かったように思う。
ただ、一度視聴完走してネタがわかってると再度視聴してみようという気はちょっと起きにくいかも。
というのも、全話ほとんどがヒロインのもこっちの独り言でありふれた日常を間延びさせたような作りだからだ。
放送当時はこの"間"が笑いに繋がり心地良くはあったんだけど。
以降ネタばれで笑ったポイントを列挙すると・・・
{netabare}
1話のゲシュタルト崩壊起こす部分
2話の耳をすませばのパロ
3話の公園で男子学生にはち合わせて息つまるシーン
4話のえっちぃ大人の玩具が懸賞であたる話
5話の--------------------
6話の蟻がズボンに入ってくる一連の流れと図書室で声掛けられるのを待つところ
7話の声優さんにエロいセリフ言わせるところ
8話の掃除機でキスマークつけようとするところ
9話の工場でバイトするところ
10話の---------------------
11話の---------------------
12話の教室から抜けるときスマホを録音モードにしてどっかいく一連の話
---------を引っ張っている所は笑った所がなかったのかあまり記憶にない。
見返していないので話とエピソードにズレがあるかもしれないけどこんな感じ。
{/netabare}
ひとつのネタに製作サイドの演出がやけに凝っていたのも笑いに繋がったポイントだと思う。
たとえば{netabare}工場でケーキ作りのバイトをするシーン。あれ機械音響き渡る工場内で、おばちゃんの話すトーンがやけにリアリティあったな。{/netabare}
所々ふと出てくるパロネタも、見せ方がとても巧かった。
まあ、非常に独特なアニメではありました。本当か嘘かはわかりませんが、日本では放送以降原作の売り上げが落ちたけど、海外ではかなり売れたらしいですね。
これが外国人にウケるっていうのが意外だったので余談までに。
また何年か後、ネタを忘れた頃に見たくなるかも知れないアニメです。