OZ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
巻き髪とスイカの食べ方
キャラクターデザインが
好みで観ていたら
展開に拍子抜けした
SFダ・ヴィンチ・コード風な作品。
■ほっちびの可愛らしさ■
三女 星月・フェラーリことほっちび。
ほっちぃよりしっくりくるので
次女の呼び方好きです。
ほっちびの可愛らしさで
最後まで観れた感じだね。
OP「シンクロマニカ」は
「これ以上期待はしないとさっき決めたのに」
出だしのフレーズは良く
曲自体悪くないのだけれど
歌詞と物語はシンクロしておらず
物語が充実していたなら
良曲として
もっと評価されていたのかも。
印象に残るのは
EDで素肌にオーバーオール姿の
ほっちびがグッときたね。
ガリレオの気持ちが
分からないでもないなぁ。
■巻き髪とスイカの食べ方■
アンナさんが登場した時に
まず思ったのは顔半分位ある
巻き髪の大きさ。
思わず「でけぇ!」と驚いたが
第9話で携帯電話を
収納していたのには更に驚いたよ。
巻き巻き女子と
言われるだけはあるね。
黒柳徹子が髪の中に
飴を入れているのと似た原理だ。
もう一つガリレオのスイカの食べ方。
もの凄い速さで食べ尽くし
種を口から吐く
無駄の無い一連の動作を
どこかで見たなと思ったら
志村けんの食べ方に似てるんだよね。
ガリレオ憎めないなぁ。
■三姉妹である事■
目を引く設定ではあるのだけれど
三姉妹である事が活きなかったかな。
次女 神月は少林寺拳法が得意らしく
OPでも見て取れるのだが
本編で見せ場らしい見せ場は無い。
長女 葉月は法学部に属し
最終話の法廷シーンで
見せ場到来!かと思いきや
『逆転裁判』の成歩堂君並に
「異議ありっ!!」と
相手側検事に詰め寄るが
あっさりと覆される。
主人公三姉妹と言っても
活躍するのは星月だけだったなぁ。
■あとがき■
出だしは悪くなかったが
後半に進むにつれて
面白さは下降線を辿る。
話を広げたのは良いけれど
収集がつかなくて
最終話の裁判から
強引に締めた感が強い。
良くも悪くも
残るのは星月の可愛らしさだけで
ストーリー自体は印象が薄いかな。
結局
・ガリレオの遺産
・ロベルトの過去
・エネルギー問題
・アンナの気持ち
以上の未解決な
問題以外にも多く残ったしね。
伏線とも呼べない謎
バラ撒きが目立ったかもしれない。
最後に弁護士の正体が
空賊のリーダーって
分かった人いたのかな?
「まだワカンネーのかよっ!」と
言っていたが全然分からなかったね。
2013秋期では印象の薄いアニメ。
Fine
満足度 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3)