かずなみ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
伏線の回収っぷりが本当に凄い。最高の一作
原作はPC、XBOX、PS版などに移植された同名タイトル。
2000年にアメリカの巨大BBSに登場したジョン・タイターをモチーフにした作品。いわゆるタイムパラレル物。
当初はアキバで重症の中二病患者が、最高にショボイ発明サークルの研究室を構えているところから話はスタートするのだが、ある発明品をきっかけにして、話しがドンドン大きくなっていき、もはや自分たちでは収拾がつかず、絶望し、そこから・・・な話し。
詳細を説明しないと話しの本筋が説明できない作品だが、それ自体が重大なネタバレなので、この程度でストップする。(すでに軽くネタバレってますが)
キャラクターの性格、行動、発言、全てが複線に絡んできて、「あの時の話しか!?」と何度も驚く。
覚えきれないほどの伏線が張り巡らされるが、話が進んでいくと、ものすごい勢いで回収されていく。
この回収っぷりは素晴らしく、物語の後半になると見るのが止まらなくなる。
伏線回収の気持ちよさはアニメ界最高ではないだろうか。
そのくらい素晴らしい。
OPとEDは面倒だからといってすっ飛ばしてはいけない。1話から最終話までキッチリ見よう。
また、複線を理解したあとの2週目もとても楽しい。
「記憶を消してもう一度見たい作品」との評判に偽りなし。
これを見ずにアニメファンを口にするなかれ。
必見の一作。