コック さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
感想
あらすじ
Wikipedia参照
千葉市立総武高等学校に通う比企谷八幡は、目が腐っていることと友達がいないこと以外は高スペックな高校二年生だが、高校入学時に交通事故に遭ったせいもあり高校でも友達が出来ず、その結果友達を作ることを諦めて「ぼっち」を極めようとしていた。妙な屁理屈をこねて、ぼっちな高校生活を謳歌しつつリア充を呪っていた八幡だったが、生活指導担当の教師・平塚静に目をつけられ、「奉仕部」に無理矢理入部させられる。「奉仕部」は、生徒の問題を解決する手助けをする部であり、静による紹介によって生徒が送り込まれて来るところだった。そこで八幡は、校内一の才女として知られる雪ノ下雪乃と出会う。
文武両道な上に非常に整った容姿を持ち弁も立つ雪ノ下は、しかし、正しさと強さ故に八幡と同じく人付き合いが不器用な少女だった。共通する点があるように見えて、根本的な考え方の違いから、意見が衝突する二人。そんな姿を見て、平塚静はある勝負を提案をする。それは、どちらがより「奉仕部」に持ち込まれた依頼を解決できるかというものだった。最初の依頼人であり、八幡のクラスのスクールカーストの上位に属し、八幡への特別な感情が見え隠れする由比ヶ浜結衣もまた「奉仕部」に入部し、まったく異なる性格・立場の三人は、中二病全開の材木座義輝、テニス部員で可愛い女子にしか見えない戸塚彩加、なんでも卒なくこなすスクールカーストの上位の人間である葉山隼人などの依頼をこなしていく。
能力の高さと精神の強さ故に雪ノ下では行き詰まる問題を八幡が彼独特の価値観と理屈に基づいた変則的な方法で解決していき、その中で三人の関係は少しずつ良い方向に変わっていく。しかし、交通事故の時に車にひかれそうなところを八幡が助けた犬の飼い主が由比ヶ浜であることが発覚し、由比ヶ浜の好意的な行動の理由がその事故と同情にあると八幡は考え、八幡と由比ヶ浜の関係はおかしくなってしまう。救った者と救われた者の誤解と行き違いの末、どうにか二人の関係の改善がなされる。だが、さらに事故を起こした車に乗っていたのが雪ノ下であったことが明らかになり、雪ノ下の美しくさえある正しさと強さに八幡は密かな憧れを抱いていたために、今度は八幡と雪ノ下の関係がおかしくなっていく。表面上は取り繕いながら、しかし、決定的に噛み合わず、ぎくしゃくする「奉仕部」の面々だったが、そんな時に文化祭実行委員会に関する依頼が舞い込んでくる。
これまでとは異なる文化祭実行委員会という組織の中での活動は、雪ノ下の姉であり確執のようなものがある雪ノ下陽乃が関わってきたこともあり八幡と雪ノ下の関係と同じように上手く行かず破綻しかける。過労で休んだ雪ノ下の家に由比ヶ浜とともに訪れたことをきっかけに八幡はある行動に出ることとなり、八幡のある種の犠牲とも言える大きな貢献によって文化祭は対外的には無事に終わりを迎える。文化祭での行動の結果悪名を背負うことになった八幡だったが、修学旅行先で葉山たちトップカーストの難解な恋愛問題の解決を求められることになる。難航の末、またしても八幡の犠牲的な献身によってとりあえずの解決をみたが、その行動を雪ノ下と由比ヶ浜は拒絶し、三人の関係は再び変わっていく。
残念系主人公のハーレムモノです。
最終回はさすがにかわいそうだったかなぁ~
ヒールに徹する主人公あっぱれ!