saykyo さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
超能力者の悩みを描いた作品
主人公の琴浦さんは人の心が読める超能力を持っていてそのせいで小さい頃から化物扱いされて両親からも蔑まれてきた。心のよりどころとして見つけた捨て猫が保健所に連れて行かれるなどの過去があり、いつしか人と関わるのを避けるようになっていた。
そこに現れたのが、自分の心に真っ直ぐな主人公真鍋だった。
真鍋の存在は少しずつ琴浦さんを変えていった。
それでも周りから化物と心の中で呼ばれ苦しみながら成長していく物語。
前半は琴浦さんの悩みや苦悩などが描かれていて個人的には結構楽しめた。
しかし後半はどちらかというと琴浦さんよりもESP研全体にスポットを当てている感じで超能力による悩みや苦しみとかが薄れた感じがした。