退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
せっかくなら午年にして欲しかったなぁ。
原作未プレイです。
この作品は、馬が印象深いので午年の今年にやってくれれば
良かったなぁと思ったりします。(内容的にも。)
物語について、この作品ではジョストと言われるスポーツが登場します。このジョストは、ヨーロッパで実際に存在しており、調べると何かと面白いです。
それで、このジョストに汗を流す少女たちと主人公の物語が描かれています。
私は、はじめこの作品は、可愛い女の子が
うふふ、な感じのまぁよくあるいつものPC原作のアニメかな
と事前は思っていました。実際1話あたりでも・・・
でも、数話重ねて観ていくと、ジョストと言うスポーツが
しっかりと描かれており、半面女の子で半面スポーツな
アニメだと思いました。半面女の子については、
ただ可愛いだけではなくて、女の子たちみんながそれぞれに
孤独や迷いといったものを抱えており、主人公の貴弘や
他の女の子と関わることで、
それぞれが徐々にその抱えていたものを解消していく姿が
描かれており、かなり楽しめました。
キャラクター(声優)について、女の子たちはみんな
個性と言うか魅力がそれぞれあります。
私的には、ノエルが良かったですね。
ノエルは、友達の前では弱い姿を見せず、常に明るい感じです。(他の女の子相手に軽いちょっかいを出すとこも。)
ノエルは、ジョストにおいて父親との問題を抱えながら
ジョストをしていました。でも、妹のミレイユのために
大会において優勝するつもりで挑みます。
そのために、貴弘にベグライターとしてのサポートを
お願いするなど・・・。それほどに強さ、頂点を目指して
ジョストに励む彼女の姿。この努力を、最後には、父親のグレイトフルが認めたところは、感動しました。
また、妹のミレイユにも良い影響を与え、自分の足で立つ
シーンが描かれたところは、某有名アニメのあのキャラの
ような錯覚を覚えました。それですこしくすっとなりました。
この作品で評価したいのは、個別に固めて進めるのではなく、全体的に、進めていったことがとても良かったです。
そのため、最後まで、どうなるのかなと思った。
作画については、ジョストのシーンがCGの利用がされた
感じで、とても見ごたえがありましたね。また、女の子が可愛く描かれました。
音楽は、OPは橋本みゆきさんと言う、その手の歌い手としては、有名ですね。この人の歌はいつもいい曲です。
(この作品系列で言うと、プリラバの曲も橋本さんです。)
EDは麻生夏子さんで、恋愛てきな要素がある可愛い歌に感じました。
12話通して、この作品を観てきて、ここ数年のPC原作の作品のアニメでは良い作品では無いかなと思いました。
また、これまでに知らなかったジョストと言うスポーツ
に触れるきっかけにもなり、とてもよかったです。
ただ、ひとつ言うなら、せっかく馬の活躍がある作品なのだから、今年にやっても良かったんじゃないかと思いました。(笑)
(2014.1.3)