kiar さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
心に残る名作
私たちの世代には、原田知世、大林宣彦、角川映画、みたいな印象が強いこの作品。少し前に同僚と話をしていたら、「あぁ内田有紀の」といわれて腰が抜けた。最近の若い子なら「あぁあのアニメの」といわれるだろう。
でも私は、この超有名作の筋を全く知らなかったので、驚きと共に非常に楽しく見れた。携帯電話で「お前、…」というシーンは鳥肌ものだった。そして、あまりにもせつないラストの展開と、奥華子の名曲。これは名作といってもいいでしょう。
批判もあるようですが、主演の仲里依紗の演技は普通に素晴らしいと思うのですが…。プロ声優を起用しないことに対する根強い恨みが背景に感じられます。
「未来で待ってる!」の言葉の意味はわからなすぎて、考察サイトを探しました。解釈できると、深みも増しますね。ラストのタイトルが出されるだけで泣けてきます。