kekke0713 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これぞ隠れた名作!太鼓判押します。劇場版で完結
最初の方は設定に無理があるなと半信半疑。
でも話数を重ねていくうちに登場人物のの真剣さ、
大切なものを守りたいという想いに感化されて多少の設定の無理は気にならなくなる。
まず、この物語は現在の日本でも問題視されている
「表現の自由」に焦点が当てられている。
簡単に言ってしまうと、過激な表現や思想が書かれている書物を物理的に根絶やしにしてしまえ!というモノが法律で認められてしまった社会である。
それに対し、あくまで表現の自由を主張し、本を守りたい、自由に本を見るという事を守りたいと立ち上がったのが、
なんと、図書館である。
一般的には図書館には司書という本の管理や、見たい本の案内、貸出の管理等を行ういわゆる普通の本屋さんの店員さんのような人がいる。
この世界ではその司書さんがなんと銃を手に取り、違反対象とされている書物をこれまた銃で強引に排除しようという、これまた何とも恐ろしい公的な機関から守ろう!と、正真正銘ドンパチやっているのである。
その名も図書隊。
これは、その図書隊の新人女性隊員が厳しくも優しい教官とドタバタ恋愛も絡めながら織り成す社会派ヒューマンドラマなのである。
是非、劇場版まで一気に駆け抜けて欲しい。