退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
非正攻法こどもむけ
子供が選んで観ているのを脇から観てたんですが。
チョコボールの広告塔キョロちゃんのアニメ。このアニメを観るとチョコボールが食べたくなるか?というと、それは微妙な感じもあります。企業的に子供らの親近感を養う一端にはなったのかもしれない。
おまえ、なんでそんなんなったん…?て結構シュールな話もあり、普通な 「かわいい、うれしい、かなしい、くやしい、よかった、たのしかった」という正攻法ラインでは子供に接してない気がします。
「…と思ったら裏腹だった」というような皮肉な面がチラホラ。
印象としては、「人類は衰退しました」みたいな。あの主人公のわたしちゃんが登場してても全く違和感ないと思います。
→その後も見てるのを脇から見てたら、ふつうにイイ友情話とかもあったよ。さねよしいさこの気の抜けた…でも伸びのいい声と唄が気持ちいいね。
シュールだった話。
16話、不時着した宇宙人の女の子・メンタマルちゃんの話。
この娘、声がものすごーくカワイイ美少女声なんです。
しかして見た目が2頭身、頭が波平(バーコード)、目はまんまるでキラキラつぶら、口はタラコ、鼻毛が出てて(ちょび髭?)、ほっぺたになるとみたいな渦巻き描いてあり、赤いランドセル背負ってる。
おじゃる丸を中年おやじにした感じ。
でもカワイイ美少女声で、話し方もいじらしいんです。なにしろ声を当てているのが釘宮理恵。
そして、オナラをすると何故かウットリするような清々しいフローラルな香りが辺り一帯に漂うという。そしてとても恥らう。
子供に受けそうな、わけのわからなさですよね…。
この子は空気が汚れてるのがあたりまえの星から来たので、キョロちゃんの村の清浄さの中では、だんだん体調を崩し苦しくなってくる。キョロちゃん達の住む自然にあふれたキレイな世界が羨ましい、と言いながら、身体は慣れた汚れを求めて苦しがる。
一方、村の一角ではと地元有力者が荒稼ぎのためによからぬ事業の工場が稼働しており、廃棄物をドラム缶で不法投棄していた。
その現場を抑えたキョロちゃんとメンタマルちゃん、悪い大人に逆に追い詰められそうになるも、メンタマルちゃんがオナラをすると清も濁も覆すような魔法が発動…
とかなんとかじゃなかったかな。
しかもこのメンタマルちゃんが、釘宮理恵のアニメデビュー作なんだとっ?なんということだ。