しんさま さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
よつばと逆輸出?
【全話観賞】
湯音がギャルリの皆から愛されているなあと感じる最終回。
いやいやしかしオスカー様の言葉には名言が多い。
急にいなくなって心配をかけたことを謝る湯音に対して、
「心配?そうじゃない、湯音はいるだけでこんなに皆を安心させてるじゃないか」
いやー胸を打つね。
いなくなることで心配をかける=いることで安心させられる。
当たり前のことだけども、なかなか気付けないことだと思う。
【2話観賞】
これは今期で一番いい作品!
ちょっと評価が低すぎるんじゃないかね。
作画の第一印象で食わず嫌いなんかしたら損する、まじで。
まずオープニングの主題歌が羊毛とおはな。
声優系とか電波系とかヴィジュアル系の主題歌が
あふれかえっている中で、この選曲は素晴らしい。
耳に心にしみわたる。
主題歌からBGM、世界観まで何となく「狼と香辛料」に似た
落ち着きというかシャレオツ感というか、センスの良さが
にじみ出まくっている。
主人公の少女ユネのキャラクターに関しては何も言うまい。
古き良き(?)奥ゆかしく素直で柔和な日本人少女。
異国の文化を戸惑いではなく新鮮として受け入れ、
喜んで吸収しようとする健気なユネの姿を見ていると、
「よつばと!」を読んでいるような、そんな気持ちになった。
いや、海外版よつばと言っても過言じゃないんじゃないか。
見ていて微笑ましい。
この感情は決して萌えではない。「愛でる」が近い。
そうそう、EDテーマの後にも少しオマケ的なショート
(←「名探偵コナン」みたいな)があるので、本編が終わって
EDテーマが流れ出すと飛ばすクセのある人は注意。