ninin さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
中二病の恋愛物語
原作未読 約80分
「人類は衰退しました」の原作 田中 ロミオさんの作品ということで観てみました。
どこかの作品に設定がよく似てますねw でもこちらはかなりシリアスです。
原作はこの作品の方が先のようですね。
お話は、主人公 佐藤 一郎は高校で友達と楽しい学校生活を送っていました。ある事情で夜、学校へ侵入した一郎は、どっからどう見ても中二病の姿をした佐藤 良子に出会い、物語は始まります。
普通ならあり得ないことがありますが、まわりの反応がより現実性が高い表現となってます。{netabare}(いくらなんでも佐藤 良子や他数名が学校でコスプレがしているのは、大島たちの言い分も分かりますね。いじめはいけないですか!){/netabare}
最後もちょっと行き過ぎた感じはしますが、そこは表現の方法なのでテンポよくうまく纏められていたと思います。
分からないこと{netabare}(佐藤良子がどうしてそこまで中二病に至ったか){/netabare}が色々とありますが、短い時間なのでしかたがないですね。1クールでもう少し観たい作品でした。
心に残るシーン{netabare}(一郎の葛藤や良子ちゃん感情が出てきたシーン、笑顔のシーンなど。){/netabare}もありましたし、観てよかったと思える作品です。
最後に、EDも本編に入りきれないエピソードが入ってます。最後まで観てくださいね。