こたろう さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
道理を引っ込ませて無理を押し通すカッコよさ
熱血!
少女達のアツイ熱唱バトルアニメの第2期です。
歌を戦う力に変えて、ノイズという謎の存在に人類で唯一対抗できるシンフォギアシシテムの選ばれた奏者である彼女達。
相も変わらず、大真面目に色々と無茶を押し通す作品です^^
解りやすい悪役。
解りやすい正義。
解りやすいキャラの心理。
解りやすいストーリー展開。
難解なのは設定ぐらいなものですが、ご都合主義でそんなのはブッ飛ばしていきます。
後になって冷静に思い返すと、さすがに無茶だろそれは!と突っ込みたくなる所が多すぎるんですが、ともかくサクサク進むストーリー展開で押し切ってしまいます。
キャラも直球、直情、それでアクティブ。
みんな意味不明で危なっかしい行動ばっかりなんですが、本作は結果オーライが何となく許されるのが特徴。とにかく強引に結論づけちゃうのが味になってますw
なんか、1期のレビューも同じような事書いたなぁ^^
見所はひとえにカッコ良さに尽きます。
中心人物は女の子ですが、とにかく男前な行動原理なのです。
大儀のため、情のため、居場所のため、戦う理由は様々ですが、アチィ想いを漲らせて、ガンガン戦います。1期に比べて、奏者の数も戦闘シーンも格段増えていて、アクションの面での見応えは強化されている印象。
シンフォギアのギミックが良くできているうえに、作画と演出にも惜しみなく手間がかかってるので、バトルの映像だけでも娯楽性はたっぷり。
そのうえでキャラは大真面目に、いつもどうりのムチャクチャをやるから素敵です。
熱のこもった大見得をきって、アツい口上を述べる。
芝居掛かっていて普通ならクサイと思えるようなリアクションが、いちいちカッコイイんですよねぇ。
やっぱり、突っ込んだら負け。
細かい考証なんかを気にする人には、絶望的に向いていないのは確実です。
深く考えないで、表面に見えている派手なところだけを純粋に楽しむのがシンフォギアの正しい視聴の仕方だと思います。
理屈は二の次、三の次。こじつけで充分です(^_^)b
こんな作品ばっかりでも困るけど、こんな作品は無くならないで欲しい。
アツくてカッケーのが観たい方には是非オススメ。