じぇりー さんの感想・評価
3.7
物語 : 1.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2回戦と決勝戦の間の箸休め的存在
全国大会・準決勝の大阪・四天宝寺戦との模様を描いた今作。
多分初戦の沖縄・比嘉中戦もそうだったのだと思うが、他の地方の人が思う「大阪人ってこんな感じ」というイメージがやや大げさにキャラクター達に反映されている。
2回戦が宿敵・氷帝戦、そして決勝もこれまた因縁の立海大附属との試合になるので、今回テニプリ初登場校である四天宝寺は、その間を埋めるための箸休め的存在に感じた。
これは1試合1ストーリー、つまり30分で決着をつけるため、というのもあるかもしれないが、「死闘」と呼べるほど試合に熱さが感じられなかったのと、特にダブルスは、どちらも反則では?と思える試合内容に、戦いとしての緊張感を感じなかったことにあると思う。
そして、どんだけ~なほど吹っ飛ばされたりするシーンなどもあり…これは格闘技アニメか?とも思ったが、このあたりも全部含めてテニプリらしさが出ていると言えば出ている。
そういえば、準決勝ということで、今回から会場もドームのような豪華なコートで行われていた。(対する立海は同じ準決勝でも普通の野外コートだったけどw)
時々見切れる観客席には、ポツポツとしか人がいないように見えるのに、なぜか「え、キミ見に来てたの!??」という人物が突然登場することがある。
ほらまた出た!「こんな子もいたのよ!忘れないでいてあげて!」(笑)