メア さんの感想・評価

3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

キャラデザはよかったが中身は・・・・・・・・・

音楽について。

夢喰いメリーのＯＰ・ＥＤ共に作詞・作曲を「IOSYS」が手掛けてくれました
（IOSYSは東方Projectのアレンジ曲を多く作り、
　そっちではなかなか有名なサークルです。
　基本的にＰＶ作品のためのものも多いので、電波な曲が目立ちます。
　それでも普通に良曲を歌ってもいます）

今回はともに電波ではありませんでした。

ＯＰの「Daydream Syndrome」は藤原鞠菜さん
（主にゲーソンを歌います）
がボーカルを務めてくれた歌。
曲のイメージは少し暗めですね。
ギターやドラムなどもうまく、かっこいい(?)出来でした。
テンポの緩急などのリズムも良く。
なかなかに上々で。
藤原さんについては………人次第ですかね。
少し物足りないと感じる人もいるかもです。
（おれがそれです。
　何回も聞いてるうちに少しそう感じました。少しだけ）

ＥＤの「ユメとキボーとアシタのアタシ」
Vo.はメリーの声優を務めた佐倉さんでした。
作品との関連はない、です。きっと。
キャラソンですかね。
ぽわぽわした歌です。
アニメと歌とでは声の印象が違います。
歌唱力とか、そっちで真面目に考えるといい歌とは言えないですけど、
なんだかんだで好きです、ずっと聞いてるとさすがに飽きますが。

さっきから余談ばかりですが、
IOSYSがこの作品の作曲等を手掛けたのは、
原作の牛木さんが東方で活動していたからですかね。
あとVo.に藤原さんが持ってきたのは、
過去にIOSYSの作品のVo.を務めたからでしょうかね。






２度目の感想


原作既読者だけど、やはり前半は楽しむことができた。
作画も悪くはなかったし、戦闘シーンもそれなりにできていたと思う。
(一部受け入れられなかったが）
あと、キャラデザ・その面での作画に関してはいい方だったと思う。
とりあえず自分はメリーにやられた。

しかし後半はがよくなかった
後半だけでこのアニメの評価はがたっと落ちたのではないかと思うくらいに。

とりあえず後半はオリジナルに持っていったんだが、この話の構成が微妙
最近よくある、謎？　伏線？　をいくつも残したまま終わるパターン
二期を意識しているならいいが、これで二期がないとなると「何だったんだこの作品は？」みたいになってしまう（まぁ、もはやそういった認識をしている方が多いでしょうが）
こう言っておきながらなんだが、結局２期があっても「１期はなんだったんだ」とか「２期いらなくない」とか言われそうなので作ってほしいかと言われれば微妙なところではあるんですけど。

このつくりに関して、原作の展開的に無理なら仕方ないが、個人的な意見としては最初のジョンの伏線発言をなくし、メリーが門番であるという内容（五巻あたりまで）で終わらせるのがキリもよくてよかったのではないかと。
２期にもつなげやすいし、話の無理やりさも多少は減るし。
エルクレスやメリーの過去などは残ってしまうが、そのあたりはどう考えても無理がある。
…………オリキャラ・オリシナリオはなくなってもよかったのではないですかね。

加えて、あの終わらせ方では二期もオリジナルを入れていかないといけなくなるのと、おれがあの作品内で一番好きなシーンがなくなってしまうのが悲しい。
原作既読者にしか分からないだろうが、ノワール戦がどうなるのやら…………

下の昔のに書いてあるが、２期の可能性はなくはない。
ここでもし２期を作るというのならばJCには真面目に構成してもらうか、最悪制作を変えてほしい。いや、脚本さんを変えるべきなのかな？　作画自体は悪くはないのだし。
この流れの２期など作る必要はキャラの可愛さ以外になさそうなので。


なんだかんだで結局、またJCはシナリオを微妙にするって意見を推す作品の一つになってしまったかと。


あまり評価してるレビューにはなっていないが、原作は好きであり、メリーが可愛いという点で評価が高くなってしまっているのですいません

面白かったかと言われたら　△
キャラが可愛かったかと聞かれたら　◎

最終的にこうなった。

歌は上記




最初の

2011.05.04 02:40
（一部だけ）



最終話はまぁまぁいい話だった。
加えて酷い話だった。
メリーもエンギも夢路もやられて遂に後がなくなってきたところで、勇魚を守るためにレオンは命を、河浪さんは夢を失ってまで銃弾を作り出して撃ったというのに、完全に遊ばれていたわけで。
まあ、結局メリーがパレイトを送り返してミストルティンは死亡でビターエンドだったわけだが。
このときの夢路のかっこよさは今期の主人公ではダントツ１位だったはず。そして
「人は何度だって夢を見られる」
だったかな？　まあ、このセリフはよかった。いい話だった。
それなりに。


エルクレスやランズボローはほっときっ放しだし、ジョンドゥの「灯台はただ照らすだけではないのか」みたいなセリフや、メリーｖｓエンギ戦でのメリーが使った『鍵』の力など明らかにされていないことは多く、２期への伏線？　がいくつもある。
加えてＤＶＤ一巻のポスターブックレットにおいて２期を製作したいというような記述があったことから、夢喰いの２期制作意欲はあるのだろうと思う。
あとは売れ具合か。



夢路は最近減少気味（？）の熱血キャラ。
一番かっこいいシーンをアニメではやらなかったが、それに似た展開をミストルティン戦でだしてくれた所に燃えた（でも不満）。
声優が『禁書目録』の『一方通行』の人というのは驚き。
メリーの声優さんは新人のわりにかなりがんばったと思う。
最初、新人だなんて気づかなかったくらいだし・・・

とりあえず中盤くらいまで見てみてつまんない　＝　見ないほうがいい。かな？
序盤でギブはやめて欲しい作品。
かといって見ることを薦めるほどでもない作品。