偽ニュー隊長 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
戦わなければ生き残れない!
2011年秋にFate/Zeroがテレビで放送される。
この物語の過去の話を虚淵さんが書いたということなので期待が高まる。
その前準備として視聴を開始。
同人サークルとして活躍していたTYPE-MOONの商業デビューのゲーム原作。
同サークルは「月姫」で一躍有名となった。
私自信はゲーム未プレイではあるものの
ゲームとしてはかなりの人気作であることは知っていた。
アニメはどうだろうと期待が膨らむ。
序盤、正直今一面白みにかけた印象。
というのも、世界設定の説明と伏線のばら撒きに時間を費やし
主人公の動きがあまりなく、少々スピード感にかけた。
中盤以降はぐっとスピード感が増し
主人公「士郎」とヒロイン「セイバー」の
成長と心の変化が出てきて視聴スピードは増した。
しかしながら、恐らくだが、ゲームの方がいいのだろうと思う。
周りのキャラが今一生きてなかったし、描写不足は否めない。
設定も生かしきれていない印象。
アニメの尺の問題もあるが、もったいない印象はぬぐえない。
そんな中でもなかなか生きていたキャラといえば
アーチャーではないだろうか。
始めはいけ好かない奴という印象だったが、
アーチャーの存在感は次第に増していった。
そして、アーチャーが魅せる場面が最高にかっこよかった。
全体的には士郎とセイバーの切ない物語としてみれば
いい出来だったと思わせられる。
個人的にはセイバーの心の変化がとても好きだった。
ラストも切なく、そして、感動できた。
音楽は作品の雰囲気にマッチしていてよかった。
戦闘が盛り上がるときの音楽は○
EDもなかなかいい曲だった。
総合的に見てまずまずだが、ちょっと惜しい。
とまあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと
仮面ライダー龍騎を思い出したのは
俺だけじゃないはずだw