ninin さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
真のカレイドスターになる、なる、なるー!(仲間との絆、ライバルとの絆、家族との絆、そして憧れの人との絆)
”みんなー!カレイドステージへようこそー!”ではじまるカレイドスター、OPからEDまで毎回かかさず観てました。
全51話(前半1~26話 27・28話前半総集編 後半29~51話 副題「新たなる翼」)
みなさんのレビュー読んで、そしてこの作品は、ARIAやたまゆらの監督である佐藤順一さんということで、興味があって観てみました。
お話は、主人公 苗木野 そら(CVはARIAのアリス役の広橋涼さん)が憧れのサーカス カレイドステージ入団し、数々の試練を乗り越え、真のカレイドスターに成長していくお話です。
最初の印象は、スポ魂って感じでギスギスした印象でした。でも次第にそらを中心とした朗らかな雰囲気が心地よくなってきますね。
主人公がドジで明るく前向きな性格で、私が好きなキャラ設定です。
1話ごとにエピソードがあり、最初は1~2話で完結しますので観やすいですね。つかみはOKって感じですw{netabare}ステージの精霊とのやりとりは爆笑してしまいましたw(精霊しては邪なことが多すぎますw){/netabare}
少し古い作品なので作画は今と比べると劣るのはしかたがないのですが、サーカスだけあって練習や本番でキャラも良く動いていて躍動感が溢れていました。
綱渡り、ブランコ、トランポリンなど昔幼いころ観た光景を思い出して懐かしんで観てましたね。
このお話しは大きく分けて前半と後半に分かれています。
前半は「挑戦」、後半は「自立」という感じですね。
前半はカレイドステージのトップスターレイラ・ハミルトンとの一連のやりとりがメインとなります。
{netabare}
印象に残ったのは
13話でのレイラハミルトンとの競演のお話ですね。
「私とあなたの真剣勝負よ!」
雨の中の特訓です。
ときどきおかしな特訓もありましたがw
{/netabare}
後半はそらにライバル出現、さらに過酷なことが待ってます。
{netabare}
メイ・ウォンの最初の登場は酷かったですねw めちゃくちゃ意地が悪くてみんなと一緒に私も怒っていましたw
もうひとり、ひどい登場をしたレオンもそらへの罵倒、そしてレイラさんの悪口を言われたときのそらの怒りは、私も怒ったりもらい泣きしてしまいました><
{/netabare}
喜怒哀楽、色々なものがいっぱい詰まった作品です。近年の佐藤監督の作品は心温まる作品が多く、どちらかというと波風が立たない作品が多いですが、この作品はそらとレイラ・ハミルトンとの対立や、ライバルとの凌ぎ合い、様々な困難と挫折して克服していく過程が面白くて、これまで私が観てきた佐藤監督の作品(ARIAやたまゆら)になかった展開なので結構新鮮に観れました。
もちろん心温まるエピソードがたくさんあります。
そらと一緒に笑ったり、泣いたり、悔しがったり、主人公と一体なれるぐらい感情移入できました。何度も何度も感動でウルウルした作品です。脇役のみんなも輝いていましたね^^
51話と長い作品ですがそんなこと全然感じさせないほど、サクサク観れると思います。最後の方は涙と震えが止まりませんでした。
私の場合、前半1~26話を観て一旦休んで、27話・28話は前半の総集編(キャストコメンタリー付き)なのでその後のお話を観る準備(思い出し)をして、後半の29話~51話 副題「新たなる翼」を観ました。
もちろん、一気に観ても良いと思います。私は色々と寄り道をしながら観たので3カ月ほどかかりましたねw
一度カレイドステージを観に来てはいかがですか?
作画が気にならなければ、是非観てくださいね。心がちょっと暖かくなる、オススメの作品です。
OP 華やかさや明るいステージでみんなが頑張っている雰囲気ですね。
ED 前半は颯爽と道を駆け抜けるそんなイメージで、後半はガラリ変わって困難な道を表した感じになってます。
最後は、「翼は夢、そして空へ」ですね。
それでは観終わった喪失感と余韻に浸りながら、引き続きOVAを観てみます^^