しゃあ・あずなぶる さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
世の中の関節は外れてしまった
"ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた。
ある日、一人の少女が唐突に殺され、犯人が捕まらず時が過ぎた。
そしてある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を超えた戦いが始まった!"
と、中々そそられる内容だが作品としては惜しい。
ちょっと解りにくかったかな。
魔法が出てくるけど、途中から絶園の魔法使いってのが出てきて両者の違いがよく解らなかったし、はじまりの樹や絶園の樹の違いもよく解らなかった。
シェイクスピアの「ハムレット」と「テンペスト」の引用が多々あるのも拍車を掛けてたかな。
あと、シリアス展開故に序盤の細かいところも気になった。
{netabare} 例えば、最初に無職の28歳に襲われる場面。
真広は学校に逃げ込むんだが、
28歳銃で窓を撃つ
↓
真広が携帯で位置確認
↓
見つかる
これ、最初からピンポイントで真広がいるところを撃ってるように見えるから「見つかる」って場面がおかしく感じる。
他にも、真広と夏村の対決時に駐車場に逃げ込んだ真広の元に吉野が現れる場面も唐突に感じたり・・・ {/netabare}
主題歌もOP1以外は微妙。
特にEDはどっちも曲調が作品にあってないだろw
因って、色々と惜しい作品でした^ー^