キリン さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
会社で“二重の極み”を一生懸命やると、知ってる人には大概ウケる
幕末から明治時代を描いた
流浪人(るろうに)の話です。
物凄く明治維新に係わっていたのに、
歴史に名前は残っていません。
フィクションだから、と言ってしまったら
おしまいですが、
「もしかしたら本当にいたかも・・・・」
って思えたら、歴史モノは
けっこうおもしろいと評価してしまいます。
ところが残念ながら、『るろうに剣心』は
もしかしたら・・・・・・とは思えませんでした。
剣心があまりにも人間離れしすぎて、
超人的でリアル感が無かったのです。
でも、もしリアルにしようと
ちょっと地味な『るろうに剣心』をやったとすると・・・
あんまりウケなかったかもしれません。
と言うことで、このアニメは、リアル侍目的で
観てはいけないのかもしれません。
リアル思考の方は、
時代劇をオススメします←すでにアニメですら無い
(厳密に言うとアレもリアルとは言えないかも、ですけど)
ここは、某野球アニメの魔球や
某サッカーアニメの必殺シュートみたいなのりで
楽しむと良いと思いますよ。
ストーリーは、ベタかもしれませんけど
『京都編』が好きです。
やっぱり、『るろうに剣心』の目玉になる
話だと思いますし、ここでの登場人物は
敵、味方共に魅力的でした。
シュッとした感じのキャラが多いので
女性ファンも多かったジャンプアニメです。
ちなみに「もしかしたら、本当にいたかも・・・」
とは思えませんでしたが、
“二重の極み”と言う技は、
もしかしたら俺も出来るかも・・・
ってけっこういい歳で思ってました。