OZ さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
今でも通じる映像の美しさ
攻殻機動隊シリーズが
好きな人も
面白いか否かで分かれる
前作『Gohst in the Shell』の続編。
■映像の美しさに■
真っ先に感じるのが
今でも通じる映像の美しさ。
特にマーケットでの銃撃戦。
ガラスの割れる描写は
入り込んでしまう程。
クオリティの高さに
よく作ったなぁと魅入ってしまう。
■1回観ただけじゃ分からない■
最初に観た時は
映像が綺麗なだけで
内容は残らなかった。
と言うか 理解し辛かったなぁ。
繰り返し観ないと
難しいかもしれない。
2回3回と観る内に
理解出来る様になってくる。
観れば観る程味が出る作品。
■二人の距離感■
SACシリーズも通じてなのだけど
【少佐とバト-】
何とも言えない二人の距離感が
もう一つの魅力。
恋愛感情とまた別な
女と男の関係が垣間見える。
アンドロイド(少佐)にそっと
ジャケットを掛けるバト-。
少佐「そういうところ 変わってないわね」
この一言や
再開の合い言葉「2501」。
前作を観ていると
つくづく憎い演出だと
気付かされるね。
■あとがき■
つまらなくは無いが
おススメ出来るかどうかは
人を選ぶ作品だなぁと。
台詞も今作品は
古典の引用を多様する為か
くどく感じて
自分には合わなかったかも。
ただ 作り込まれた
映像の綺麗さを楽しむのなら
うってつけのアニメ。
満足度 ★★★★☆☆☆☆☆☆ (4)