Ssoul30 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
就職しても逃れられない魔王からの悲劇。
ストーリー
勇者とは人々を守り、倒すべき敵を倒すのが役目。しかし、勇者が自体が無くなってしまったら勇者だった者や勇者を目指している若者はどうなる!その人たちはしぶしぶ就職しなければいけない。この物語は勇者をあきらめ、就職を始めたラウル・チェイサーの物語です。
私の感想。
原作の面白さを胸に力を入れたせいでブチ壊した無駄に胸の動きに力の入った残念なアニメでした。原作はきちんとしている内容でかなり面白かったですが、アニメはかなり残念な事になっていました。
私がとくに残念だと思ったのは悪魔と人間の関係を深く考えさせるようにできているディープな内容のこの作品がただ萌えだけに集中させたことです。作品内で色々悪魔と人間の違いや人間の良い所を指摘しているシーンが見られましたが、それらのいいシーンを萌えが邪魔をしていました。そして、何よりもし、萌えに力を入れるのでしたら、もっと本格的に萌えを入れるべきでした。この作品の萌えは少々中途半端で正直萌えが不十分でした。もっとフィノのアプローチを大胆にアピールするべきでした。
そして、私が許せなかったのは謎の新キャラクターたちです。原作にはまったく登場しなかったキャラクターがわんさかわんさかいました。今でも正直わかりません。私的には新しいキャラクターを増やすよりも先にもっと作品のクオリティをよくするべきです。
しかし、かなり欠点がありますが、この作品の副店長バイザーの声はこのキャラクターに合っていてよかったです。そして、声が結構かっこよかったです。
オープニング
「エキストラレボリューション」
無駄に胸の動きに力の入ったよく分からないオープニングでした。この作品のよさがあまり伝わって着ませんでした。けれど、キャラクターの紹介は結構良かったです。
エンディング
「Sticking Places」
毎回、ラウルがフルアーマーで装備して過酷な戦いを描いた横でビキニのヒロインたちがセクシーポーズをしているシーンに笑ったしまいます。何故このようなカオスなエンディングに成ってしまったのでしょう。そして、この作品はこれほど萌えってありましたっけ?