roro-k さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
いつもよりおおめに廻ってマス。
OP、なるほどこの監督さん、こういうのスキなのか~、ナールホド納得できたような気がします。
歩鳥(ほとり)さんイイキャラですよネー。
このヒトけっして“オバカキャラ”じゃあナイんですヨ~、学校で怒られて補修受けさせられてんのは数学だけなんスからネー(そのせいで約一名数学教師がコワレかけてますけど...,,ココロからお悔やみ申し上げまス)。
天真爛漫で、即決即行型、周りの空気も読めない、じゃあない 見ない 見てない。それはヒトの顔色に対しても同様である(真田くん不憫な子)。
しかしだからこそヒトとの関係に垣根をつくることもなく、タッツン(秀才、ツンデレ?、メガネ)や紺センパイ(ツッパリトンガリ系の天才)などの一般人なら気が引けてしまいそうな“才女”たちとも遠慮のない友人関係がつくれちゃうわけですネ。
さて、このヒトがバイトしている ばーさん経営のメイド喫茶???「シーサイド」を中心(まあ、だいたいご近所を含む)にオハナシが展開(?)していきます。
内容はほとんどが会話劇なわけでして それを支える役者(声優)さん達のお芝居がイイですネ~、いつもながら感心させられます。 役者さんの役に対するアプローチがよく計算され尽していると思います。 と、いうことは台本も演出も優秀なのでしょうネ。 アニメーションにおいて演劇的スペックの高さは必須なのですヨ。
ED、このバンドの統一性の無さ、ガチャガチャ感がたまらんっス、カッコわるさも含めてこの作品らしくてネ。
最後になぜかワタシが一番印象に残ったセリフ。
2話より
さんざん大騒ぎした歩鳥が去った後の八百屋の店先での会話
八百屋店主
「アレも何時かは遠くに嫁にいっちゃうんかなー? そしたら街も灯が消えたようになるんだろうなー。」
巡査
「今は火が点いたように騒がしいですけどね。」
“ああ、この町の大人は子供たちの成長をこんなふうに見守ってきたんだ”
作者さんが書きたかった「町」というものがほんの少しわかったような気がしました。
でも、じっさい暮らしてたらこういうのって 結構“ウザい”って感じるのかも ネ、 コドモってそんなもんだよネ。