Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
雛見沢村で巻き起こるオヤシロさまの祟りの物語・・・解き明かされます^^
この作品は、「ひぐらしのなく頃に」の続編に位置付けられる作品です。
前作は出題編・・・そして、本作品が解答編として構成されているため、前作を未視聴の方は、是非そちらからの視聴をお薦めします^^
前作は、人口2000人に満たない寂れた雛見沢村で「綿流し」と称するお祭りに乗じて繰り返される連続怪死・失踪事件がオムニバス形式で描かれていました。
絵師が各編で異なるので、私はてっきりオムニバスだとばかり思っていたのですが、きっとこれ以上はネタバレになるので・・・^^;
こうして本作「解」を視聴した訳ですが・・・まさかあのような展開になるとは夢にも思いませんでした^^;
前作は、まさに「解」のために描かれた序章だったんですね(゚o゚;;
前作では、「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」「目明し編」「罪滅し編」の6編が描かれていたのですが、結構痛ましい描写が多かったと思います。でも、その痛ましさを6編それぞれで感じる事に意味がありました。でも、この痛ましさ・・・ただの痛みで終わらないところがこの作品の凄いところでした。
本作では「厄醒し編」「皆殺し編」「祭囃し編」の3編が描かれていますが、これも3編である事が物語の面白さに拍車を掛けていたと思います。
視聴したばかりの頃、なぜ「○○編」とたくさん分ける必要があるのだろう・・・?
と疑問でしたが、本作品を最後まで視聴して納得でした^^
原作発表時に正解率は1%との事でしたが・・・という事は百人に一人は正解するって事ですよね?
私は残りの99人の内数でしたが、1%の正解者は凄いとしか言い様が無いです・・・^^;
前作では、各編での主人公に相当する人がいました。本作品では3編ありますが登場人物の立ち位置は変わりません・・・今回のキーマンは古手梨花ちゃんです。
これまでは何度も諦めてきました・・・諦める度に心に傷を負ってきました・・・
それでも、僅かな希望に気付き・・・手繰り寄せようと懸命に頑張ります・・・
これまでは一人・・・ではなく皆殺編から登場する人物と二人で・・・が正解なのですが、二人の力はとても微力でした。
でも、キチンと話をすれば手を差し伸べてくれる人もちゃんといるのです^^
一人一人の力は小さくても束ねるとより大きな力になり・・・押し寄せる波に抗える事が出来るようになります。
古手梨花ちゃんの本懐は遂げられたのでしょうか・・・それは是非作品をご覧下さい。
前作から続いてきたオヤシロさまの祟りの物語は、この作品で解き明かされます。
ですが、3期があるようですね・・・これで終わったわけじゃ無かった無かったのでしょうか・・・?
これは3期も視聴せざるを得ないようです♪