★hiTa★ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
学園ミステリー・ホラー
1998年、春。
父の都合で母の実家の夜見山市に越してきた榊原。
気胸が原因で転入早々1ヶ月を病院で過ごし、クラスメイトの見崎に病院で初めてであう。
榊原の転入先は夜見山北中学校の3年3組でのちに解るが榊原の母も叔母の母校でもあり3年生の時のクラスは3組だった。
5月から榊原は学校に通いはじめそこで見崎をみつける。
だけどクラスメイトには見崎の存在が見えていない?
学年5クラスあるのに3組だけかやの外のような孤立した感じ。
榊原は見崎に話かけるけど見崎には近寄らないほうがいいといわれみな見崎の存在を隠す。
26年前の3年3組の生徒、夜見山 岬は成績優秀、眉目秀麗に加え性格も良かったため学校の人気者だったが、26年前の5月に家が全焼し両親、年子の弟と共に焼死した。岬の死を悼んだ同級生達が卒業までの一年間彼を「生きている」ものとして扱ったことが「現象」が始まる原因となった。榊原の母は岬とクラスメイトだった。
そこから現象が発生する年を「ある年」といいその現象で死んだものがクラスに紛れ込み1人人数が増えてしまうために教室の机が1つたりずその現象に気付く。
職員室で机が1人増えていて足りないケースもあるそう。
だけど名簿死者に関する内容は全て改竄されており死者が死んでいることを突き止める事が困難で死者の記憶まで皆から消えている。
ある年になると毎月3年3組に関わる生徒、担任、親兄弟祖父母にいたるまでが誰かしら亡くなってしまう。
亡くなるのは夜見市内にいる場合おこる。
その現象を止める方法は人数が増えた分一人減らすというもの。
殺すとかではなくいない者として扱えば阻止できると。途中で失敗すれば現象ははじまる。
15年前に途中で現象を止めることが出来たそう。この時は榊原の叔母がこのクラスだった。
それはクラス内にいる死者をみつけ殺し死に返すというもの。
死に返す事が出来るとクラスにその人がいた事を皆覚えておらず記憶から消えてしまう。
死に返した本人も後に忘れてしまう。
内容がわかったのは旧校舎の3年3組で15年前の3組の生徒が実体験を残したカセットテープを榊原達がみつけたから。
その手がかりを見つけテープをいざきくと肝心なところで聴けずテープがぐしゃぐしゃになりクラスメイトが復元して合宿先で聞く事に。
夏休み中合宿先でそのテープをきいたものが人に話し、全生徒に放送を流しパニックを起こし死者探しをはじめ憶測で決め付けたり誰も信じられず惨事につながる。
見崎は小さい頃に左目を亡くし義眼だがそのめは常に眼帯をしている。はずすと見なくていいものが見えてしまう。
死者の色が生きてるものと違ってみえる為誰が死者かわかり、、、。
元々亡くなった人とはいえ死んでいても殺すという行為がなんとも。。。
複雑な気分になる。死者と断定が難しい分友人だと思った人が?とか親しくしていたひとがそうだった場合自分にそんなことが出来るのか。
すごい内容の話で集中してみてしまった!!