「惡の華(TVアニメ動画)」

総合得点
65.0
感想・評価
1146
棚に入れた
4509
ランキング
3539
★★★★☆ 3.2 (1146)
物語
3.4
作画
3.0
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.2

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横浜ゆう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ロトスコープ全編アニメ化は実写が全て

<修正版>
なんでかって?酷評過ぎた内容だっかたらねぇ。うんうん。

視聴諦めました。
個人的な意見としては、ただただ、ムリ・・・

理由①>ロトスコープの利点が欠点になっている
理由②>トレース元の実写カメラワークが何かちょっと
理由③>トレース元の俳優達の演技が何かちょっと
理由④>ロトスコープの欠点をアニメ技術でカバー出来ていない

ロトスコープの技術でアニメを撮るには、
まず実写撮影をし、それを元にして線でトレースします。
今回の作品は全編ロトスコープ制作なので、
人間の動き・演技・カメラワーク・カットをアニメ化します。

ロトスコープ自体の利点とは・・・
物理法則に則った動きが表現できる。
自然に近いというか本物の動きですからリアルです。
そのための技術と言って差し支えない。

ロトスコープをアニメ化する際に欠点となるのは・・・
物体の動き以外は極端に情報量が不足することです。
俳優の表情は殆ど反映されません。

演技(動き&セリフ)でどれだけ情報を補完できるか、
撮影技術(カメラワーク&カット)で強調できるか、
その情報量をアニメ技術でどれだけ補完して尚、凌駕するか。

ロトスコープの良し悪しは実写演技が全てだと思います。
作品の良し悪しを決定的に左右します。
コレが出来ていない実写をアニメ化しても良いものにはならない。

なぜなら、

大きな動きは良いかもしれないが、僅かな動きは不得手な技術。
線がぶるぶる震えて見ていて不快になる。

「止まる所はびしっと止まる!ユラユラしない!」
「動くときはオーバーリアクションで、技術を活かすように!」
と、技術に見合った演技指導する人間はいなかったのかな?

動きがロトスコープの「線」で限定表現されてしまい、
表情も分からない、ただ線の人型がグルグル回っている印象。

アニメ特有の動き表現である色や影の描き方で補完されていない。
アニメ技術で表情表現をカバーせず、表情もトレースしている。
何も考えずにトレースすることで精一杯って気がします。

個人的には、ロトスコープで制作する素材とするには、
むつかしい題材じゃなかったでしょうか?と思います。
他にいっぱいあるのに、チョイスした意味が分かりません。

投稿 : 2024/02/09
閲覧 : 265
サンキュー:

9

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