☆エトペン☆ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
一度否定した作品をもう一度挑戦。
二期ですのであらすじを省略します。
先に一期を視聴することをオススメします。
{netabare}
約9ヶ月前、この作品を視聴した自分は
まだまだアニメ見始めたばかりでして
普通ではあり得ない結末に吐き気がして
ずっと否定してきました。
しかし「ヨスガノソラ」などの作品をみて
しっかりと免疫をつけてもう一度視聴しました。
この作品の前に一期を視聴したのですが
あきらかに一期とは何かが違う。
その理由が何個も見つかったので
一応取り上げてみる。
<<京介の株が大暴落>>
一期ではある程度一つ一つの行動に納得できた。
「不可抗力だ。」というセリフにも真剣味があった。
しかし今回はコメディ主体と言いますか
悪い意味でラノベだなと思うような展開の嵐。
よく京介が一人一人ヒロインたちを振っていったのが
男らしくて評価出来ると評判ですが
僕は納得が出来なかった。
一期で作り上げた京介のキャラはどこに行ったのだろうか。
<<黒猫が本当に痛い>>
一期の神がかったデレ具合で
自分のアニメ界ナンバー1キャラに
居座っていた彼女だが、
今回は彼女があきらかにヤバい。
京介と付き合うことになってから
家で枕と抱き合いながら嬉しがる姿はまあ良しとしよう。
しかしデートの時、明らかにいらない天使の羽。
そして最後に黒猫を闇猫に改名。
中二病ならある程度受け入れる僕も
何じゃこりゃ状態。
一期はここまで中二病じゃなかったのに・・・。
<<桐乃のデレが成長。しかし・・・>>
一期では余りのキャラに嫌悪すら感じた妹の桐乃。
二期ではその嫌悪は薄くなったが
まだ残っている。
桐乃がニセデートで麻奈実に言った
明らかに棘のある一言。
「残念ね・・・ナントカカントカ」
内心、京介が桐乃を好きになる理由がわからなかった。
初視聴時に感じた嫌悪感は妹であったからではなく
原因は桐乃にあったのかもしれない。
<<麻奈実が怖い>>
一期ではおっとりとしていて
はっきり言って京介はこの子と結ばれるべきだと
思っていました。
しかし小学生の桐乃に対してのひどい言動。
そして桐乃との喧嘩で放った
「桐乃ちゃんさえいなければ」。
結構傷つく言葉ですよね。
喧嘩と言えば喧嘩シーンはすごかったですね。
目を覆いたくなりました。
自分はアメリカに住んでいて
よく学校での喧嘩を見かけるんですけど
女性同士の喧嘩が特に醜い。
髪を掴んだり、壁や床に顔面を叩きつけたりで
もう顔の原型とどめてないですもん。
そういう意味ではリアリティありましたね。
一応ここまでは悪いところを取り上げたが
今からは良い点を書く。
<<勇敢な加奈子>>
初視聴時、加奈子の告白の唐突さに
戸惑いを隠せませんでした。
しかし今回の視聴でわかったのが
弁当を作っていたり、
一人暮らしを始めた京介を訪ねてきたり
結構いろんな伏線がありましたね。
そして京介への告白シーンでは一番感動した。
大観衆の前での告白ってなかなか勇気いりますもんね。
間違いなく二期で一番株が上がったのが加奈子ですね。
<<沙織が案外可愛い>>
彼女は一期では顔を見せることはなかったが
二期では案外早く素顔を拝めた。
桐乃か黒猫と同い年のようだが
メガネを外したあの顔では
すごく納得がいった。
{/netabare}
一期ほどではないが
二期も今回は結末もわかっていて覚悟もあったし
それなりに楽しめたってのが本音かな。
久しぶりの長文でしたが、
読んでいただいた方には感謝です。