atsushi さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ある意味コレも原作無いのでオリジナルアニメ!?
A-1 Picturesだけあって、作画には期待していたが、ダンスとかモーションキャプチャーを使って、カットを変えてPV風に仕上げたんじゃないかと思うくらい予想以上に動いててビックリ。
釘宮理恵以外は有名処と呼べる声優も出てないし、毎週新しいキャラソンが出てるので、個別のキャラ紹介エピソードが終わった15話目くらいからストーリーが大きく進むと予想。
OPの作曲は神前暁で、大量にあるキャラソンもネタに走らず全体的にそれなりのクオリティ。
キャラ付けはあっても原作にストーリーはあって無いようなものなので、登場キャラが多い中どうなっていくか楽しみ。
15話の構成が素晴らしい。
コレだけ手の込んだ内容を23分で収めるとか大したもんだ。
今頃になって気付いたが、パンツとかが出てこないので、実は健全な話だったみたい。
逆に深夜とかじゃなくても良かった気がする。
18話の脚本が素晴らしかったのでスタッフの名前を見て驚いた。
クオリティだけなら今年No1のアニメだと思う。
コレは終わって欲しくないぞ。
間に衝撃の展開をはさみつつ、25話でやっと終わった。
最後のライブの動きは、カメラワークも客の動きも妙にリアルで、とにかくアニメとは思えないほど完成度が高い。
しかし、絵は萌え豚を狙っているのに、内容は全くエロくもない感動の青春群像劇。
原作のファンなら感動モノかもしれないが、一般ウケするには絵がアレだし、声優も原作に添っているので微妙だ。
何かこう、伝説の師匠的な役どころで大御所声優とかが出てきてもいい気がするがそんな気配もないし、コンテンツ自体もサクラ大戦やミクほど圧倒的にファンが居るわけでもない。
内容もクオリティも当初の出来をはるかに上回るいい作品なのだが、ターゲット設定が広すぎたのか、つかみが弱かったのか、あまり話題にのぼらないのが惜しい。