「文学少女 メモワール II ソラ舞う天使の鎮魂曲[レクイエム](OVA)」

総合得点
62.3
感想・評価
106
棚に入れた
463
ランキング
4973
★★★★☆ 3.7 (106)
物語
3.6
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ネタバレ

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「きれい・・・私もこんなお話を書ける人になりたいな」

朝倉 美羽のお話。
離婚によって狂った母親の影響で本の世界に逃げ込み、他人と遠ざかった美羽に、唯一近づいていた心葉。
次第に美羽は心葉に惹かれていくとともに、心葉に近づく他のものを許せなくなっていく。
心葉を傷つけてでも、心葉に近づくものを排除しようとしていく。
そして、14歳。
とある新人賞の張り紙を見て、心葉に応援され、応募しようと思った美羽。
しかし、書いてみると描けない。
結局物語を作ったという「事実」だけを作り上げ、終わったころには笑って済まそうとした。
でも、うまくはいかなかった。
心葉も、心葉は小説を書きあげ、それを『井上ミウ』というペンネームで応募していた。
そして、それが、大賞を受賞してしまった。
どんどん心葉が遠くなって行ってしまうと感じた美羽。
そして、心葉の作家人生に大きな影響を及ぼす『あの事件』が起こるまでのお話。


美羽の声優は平野綾さんでした。
正直なところ、平野綾さんはあまり好きではなかったのですが、この作品ではそれなりに好きになれました。

作画は、まあ、相変わらず。
残念だったな。


物語は正直暗い……と思う。
最初は飛び降り、最後も飛び降りで終えてしまうし、
何より、美羽の日常が暗いんで。
ただし、暗いだけではないです。
タイトルのセリフ、
「きれい・・・私もこんなお話を書ける人になりたいな」のようにいい話や、心葉との日常の描写も含まれていましたし、
銀河鉄道など、多数の小説も登場していて、小説が好きな方はその点で、多少喜べるかもですよ?
サユがそうでしたから。


音楽はそれなり。
当然なのかもだけれど、各話、違う歌が採用されていた。
歌で3.5、上記ので+0.5.
よって4.0点です。

投稿 : 2011/07/11
閲覧 : 501
サンキュー:

5

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