ローズ さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
呪いの無いC3部
全寮制の高校であるステラ女学院。
新入生の大和ゆら(やまと ゆら)は内気な性格で人見知り、他人と積極的に関わる事ができなかった。
寮のルームメイトである鹿島そのら(かしま そのら)はC3部(シーキューブ)の部長だった縁もあり、大和はサバイバルゲームがどんなものかも分からないまま、成り行きでC3部の部員となり活動するのであった。
話の基本軸としては、C3部の仲間やサバゲーを通じて大和が人間としてどのように変化・成長するかでしょう。
消極的だった性格がどんどん変化していきます。
髪を切ってサバゲーに本気で取り組んだり、鹿島の負傷の代役を務めたり、鹿島が留学するという話があった時に分岐点があります。
おとなしい性格だと思ったらサバゲーによって積極的。
積極的になり過ぎて周囲に気配りが出来ずに孤立。
最後は「当たって、弾けろ!」という初心を取り戻してC3部の仲間と仲直り。
環境の変化に自分を合わせる事は大切ですが、性格がコロコロと変わり過ぎですw
勝負事に勝ちたいというのは当たり前。
誰もがサバゲーで勝ちたいと思うのでしょうが、不正行為をしてまで勝つゲームではありません。
大和もゾンビ行為という不正行為によって心境に変化がありました。
本当のサバイバルゲーム(戦争)は死と隣り合わせでしょう。
あくまでサバゲーをゲームとして楽しんだ方が良いと思います。
この辺りは鹿島の考え方と一緒でしょうか。
1人だけ声が合っていないキャラである霧島れんと(きりしま れんと)。
担当している声優である西崎莉麻さんを調べてみたら本作品がデビュー作みたいです。
驚いたのが、父親が元プロ野球選手の西崎幸広さん。
莉麻さんの顔を見たことはありませんが、イケメンだった西崎さんの娘さんなら美人なのでしょう。
声優としての活動は今回限りでお願いしたいですが^^;
最終話は感じが違うというか……正直、微妙な出来でしたw
無理やり感がヒシヒシと伝わってきます^^;
作業が忙しいのは分かりますが、最後の方の作画と次回予告も作画が崩れている事が多いです。
この点もマイナスポイントかな。
自分はサバゲーを体験したことが無いので詳しい事は分かりませんが、
アニメ化するにあたって実際のサバゲーと違う点があるそうです。
大和の成長を観るための作品だと考えれば大丈夫。
温かい目で大和の成長を見守っていきましょう、という作品でした^^