Ssoul30 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
どんなに面白くない世界だろうと自分から面白くすればこの世界は面白い事だらけのパラダイスだ!
ストーリー
主人公の下鴨矢三郎は下鴨神社に住む下鴨家の三男でした。彼の父は狸界では有名な狸で長年京都狸界の頭領「偽右衛門」として狸界を束ねた偉大な狸ででしたが、ある日金曜倶楽部と呼ばれる人間に狸鍋にされ食われてしまいました。
父が食われて残された下鴨家の四人兄弟はそれぞれ四等分に偉大な父の力を受け継ぎました。長男の矢一郎は真面目な所。次男の矢二郎は不真面目な所。四男の矢四郎は素直な所。そして矢三郎は阿呆な所。
そんな矢三郎の狸と天狗と人間たちの奇妙で多彩な物語。
私の感想。
狸を主人公にした所が大胆&新鮮で非常に面白かったです。今まで狸などまったく注目したことが無かった動物だったので狸をメインにした事は本当に面白いと思いました。しかもこの作品は 父親が人間に食われたからその仇の話 見たいにシンプルな作品ではなく色々難しい問題や狸や天狗や人間のたちの関係など描いているので非常みごたえのある作品でした。
この作品のキャラクターデザインは少々独特的な感じですが、なれるのも一瞬です。オープニングが終わる頃にはこの作品のキャラクターデザインも好きになっているでしょう。
Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」
この作品の主人公が狸だけあって色々人間には無い修正や行動をするのでその行動一つ一つに注目してほしいです。結構可愛い発見ができますよ。
オープニング
「有頂天人生」
実にこの作品道理のオープニングです。
面白くなければ自分で面白くすればいい。
かつてマリーアントワネットが言った言葉みたいですね。
「パンがなければ、お菓子を食べればいいのに」
この言葉は深くそしてじっくり考えるとこういう意味になります。
「パン」=つまらない、おもしろくない
「お菓子」=楽しい、おいしい、
ですから、つまらない物を食べるのでしたら、お菓子のように楽しくておいしいものを食べ皆さんで幸せになろうという意味です。
(きちんとこの名言の意味が分かる人は分かっていても絶対に そう。 絶対に突っ込まないでください。)
そして、画像のほうなのですが、この作品あは京都をメインにしている作品なのか、背景が本物の京都の町を使っているシーンがたくさん見られました。それはある意味面白いオープニングだとおもいましたが、少々強引すぎたところもありました。
エンディング
「ケセラセラ」
画像はともかく少々この作品に合っていないエンディングでした。この作品のエンディングはもっとテンションが高く、そしてもっと楽しい日々を送っているような雰囲気をだした方がいいと思います。
けれど、このエンディングの曲自体は結構落ち着いていてよかったともいます。