「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(アニメ映画)」

総合得点
86.8
感想・評価
1963
棚に入れた
9968
ランキング
185
★★★★★ 4.2 (1963)
物語
4.2
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.2

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【魔法少女ほむら☆マギカ】 端的に『みどころ』の数では2013年のNo.1の映画でしょう^^b

まずシリーズの世界観、楽しみ方をよく理解されていく方が見ることが大前提であり、純粋に『まどマギ』シリーズの続編と呼べる内容です


情報量の多さ、展開の素早さ故に2回観てやっと味わいが出てくるような意外にも“スルメ映画”でした
ようは前シリーズってのは『悲劇のヒロイン』を堪能するという簡潔に視聴者の感情へ訴えかけるものでしたが、今作は完結済みである前シリーズにいくつかの疑問をぶつけて解消していく、という終始に渡って「虚淵の言い訳」のような内容なのが実はちょっと根本的に違います


基本的にやっていることは前シリーズと全く同じなんです
「悲しい運命を背負っていることを知らない少女達をひたすら騙す」

「まどかを支配するつもりね!?」

「魔女になった魔法少女を救済する」
そう、やっていることは変わってないわけです
ただここに『ほむほむが如何に“時をかけるストーカー”なのか?円環の理を破壊することで実証する』という内容をプラスしたことで最高に黒淵テイストが利いた【実にムカムカする映画】に仕上がってるわけです


じゃあツマンナイ映画なの?って思うかもしれないんですがこれがそうでもないんですよね


まずマナーCM
冒頭のケーキ作り(と、その唄)
スマイルプリキュアのパロ(「puella magi holy quinted」のくだり)
マミさんとほむほむのタイマン
ペルソナ召喚(笑)と合体魔法発動
とにかく素晴らしい音楽と歌
劇団犬カレーの仕事ぶり
いくらなんでも踊り過ぎw
等など・・・


みどころの数では他を圧倒しています
特に「音楽と歌」は是非劇場で堪能する価値があります


じゃあ何がいけなかったの!?
うん、やっぱ映画として「4転するストーリー」ってのはあんま評価出来ません;
いわゆる「超展開」です、これは流石にいただけないw
正直に虚淵の脚本の出来は良く、プロットだけなぞると説得力のあるお話です
尺も116分と濃密な内容の割に上手くシェイプアップされている
丁寧なのに、納得いかない
“してやられた”わけです(笑)


まあそれが『まどマギ』であって『虚淵』なのかもしれません
総監督もよくこれにOKを出したものですよw
(って先日まで思ってたんですがむしろ総監督の案だったようです;新房ェ・・・)
でも本当にオイラが残念なのは遂に【ロッソ・ファンタズマ】がスクリーンで見れると思ってたことなんですがねw









で?『おりこ☆マギカ』の映像化、マダァー? (・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チン、チン

投稿 : 2014/11/03
閲覧 : 714
サンキュー:

43

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

けみかけが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ