月夜の猫 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
色々な要素を楽しめる。
1998年10月5日-1999年3月29日TV放送。全24話+OVA15話。
あらすじ。
ロイズ保険調査員(オプ※探偵)の"平賀=キートン・太一"は
オックスフォード大卒の考古学者だが、学生時代に結婚して
娘を授かるも離婚・・バツイチの飄々とした雰囲気の男性。
考古学の研究に専念したいと思いつつも、元SASのサバイバル
教官という経歴のせいか?常に危険な依頼が舞い込み、世界
各国を飛び回る。
感想。
序盤はそれとなく見た目は飄々と掴み所のない曲者風、実際
はカミソリ以上のキレ者で、尚且つ元SASサバイバル教官を
務める程の優秀な"生き残り"のプロという部分を補足しつつ優しさと正義をバランス良く見せてくれる。
何処か滑稽な描写も忘れる事無く、各国の風刺もキツイ感じ
ですが、結末はハッピーエンドが多いので爽快感もある。
※基本原作に添っているがアニメはハッピーエンド仕様。
探偵物としてのミステリーの紐解き要素も結構楽しめる♫
5話は"この親にしてこの子あり"というエピソードもある。
ガチのハードボイルドやド派手なアクションではなく、物語
を彩る要素が多く、考古学という浪漫を楽しめて面白い。
エピソード毎にゲストキャラが入る形式で飽きや中弛み感を
あまり感じさせずに見易い感じで疲れない。
聞き覚えのある声優の声もちらほら。
キャスト
平賀=キートン・太一:井上倫宏、幼少期:宮田幸季
父太平は動物学者。母パトリシアはイギリスの名門の令嬢。
日英ハーフでイギリス国籍。オックスフォード大学卒業生。
生粋のエリートだが、遺跡発掘の足掛りに考古学者を目指す
傍ら・・ロイズ保険組合の調査員の仕事もしている。
元SASのサバイバル教官という経歴から危険な依頼も多い。
平賀太平:永井一郎
太一の父で動物学者。パトリシアとは離婚している。
若い女性が好きで節操が無く、自由でパワフルな老人。
とぼけた好々爺だが、シビアな一面を垣間見せる事もある。
平賀百合子:桑島法子
太一の娘で高校生。オックスフォード大学へ進学を計画。
母譲りの気丈で現実的な面と、父譲りのロマンチストな面
と堅実さを持つ利発な少女。世話焼きの一面も持つ。
太助=太平が飼う雑種犬。額に"×"の傷がある。
チャーリー・チャップマン:菅原正志
太一の幼なじみの有名探偵。イタリア系。
ダニエル・オコンネル:辻親八
太一の勤める探偵事務所の共同経営者。
太一とは皮肉や冗句を言い合う相棒同士。
ユーリー・スコット:堀勝之祐
オックスフォード大学の考古学教授。太一の恩師。