ほるん吹き さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
5ファウル:1人のプレーヤーが全てのクォーターを通して5つのファウルを犯すと退場になるという、バスケットボールのルールのひとつ
第1期では、バスケを通じて友情を深め、チームとしてもこれ以上ない団結力を身に付けた智花たち6年生慧心女バスチーム。
そこに今期からは、智花をライバル視するミミを中心とした5年生チームが結成され、互いに切磋琢磨しながら成長していきます。
個々の実力では6年生にも負けないくらいの技術を持つ5年生チームですが、仲間を頼らず個人プレイばかりが目立つ最初のうちは、6年生チームに歯が立たずチームとしての完成度もまだまだ。
6年生への対抗心を糧にどこまで団結力を高めていけるのかにも注目です。
そして、5年生6年生合わされば10人となる慧心女バス、悲願の公式戦出場となるのでしょうか。
5年生チームの登場は、公式戦に出られない智花たちにとってライバルであり、一緒に戦っていく仲間でありと、話の展開的にも重要な存在として良かったと思います。
でも欲を言えばもう少し5年生チームの活躍を見たかったですかね。
ミミは外人で智花に匹敵する実力者という、設定的にもオイシく、第2のエース候補とも言えるキャラだったのに、序盤の智花との1 on 1以外目立ったシーンが少なかったのはちょっともったいない気がしました。
他の4人は夏陽の双子の妹、紗季の幼馴染、前作から登場しているひなたの妹などといった主要キャラからの身近な繋がりであり、プレーもそれぞれが特徴的で覚えやすかったのですが、あくまで智花たち6年生メインの話の為に中盤で出番が少なく、横の繋がりというか、チームとしての団結が何となく不自然にも思えてしまいました。
6年生がまとまりすぎているだけにそう感じるだけかもしれませんが。
バスケシーンでは1期以上に白熱した試合が繰り広げられ、小学生とは思えないほどのハイレベルなせめぎ合いや駆け引きなどとても楽しめました。
智花や硯谷の選手の能力の高さは異常すぎるほどでしたがw
まぁ能力値のインフレなんてスポーツものの話では普通だし、面白ければそれでいいかと。
小学生だからこその成長の早さも実感できるのですが、なかでも今作で成長著しいのは愛莉でしょうか。
{netabare}昴のライバル・須賀チームとの対決で自分の力不足を知り、不仲であった兄・万里との特訓で技術を磨きつつ和解していくなど、一番スポ根モノらしく成長していったと思います。
愛莉は1期もそうですが、挫折を経験しつつ前に進んでいく姿が応援したくなってしまうんですよね。
硯谷の綾に対してはアドバイスするような立場にもなり、私も万里と一緒に泣きながら見守っていましたw{/netabare}
智花の特訓シーンも多いんですが、昴とイチャイチャしてる場面が多すぎてあまり印象に残らない…w いや、実際成長してるんですけどねw
ノルマとも言える毎回の彼女らの入浴シーンや水着姿、あざといハプニングなどは今期も顕在。さらには浴衣姿、チアガール、私服姿など、萌え要素は充実しています。
試合とはまた違った表情が見れてキャラの魅力がさらに惹き立っていました。
バスケは真面目にやっているだけに、これがなければ視聴者の層も広がるのではと少し考えてしまいます…w
まぁでも萌え路線で行くなら徹底的にですよね。あくまで紳士的な目で見守りましょうw
{netabare}そういえば最後の試合後にすばるん、6年生5人に抱きつかれる感動的なシーンがありましたよね?
でも実はあれ、バスケのルールで相手選手に触れてはいけないというファウルの一つなんです(ぇ
イリーガルユースオブハンズ×5、5ファウル退場!w(←これ言いたかっただけ){/netabare}