Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
どこまで幅が広がる現代視覚文化研究会・・・?
この作品は、げんしけんの3期目に相当する作品です。内容に繋がりがあるので、前作を未視聴の方は是非そちらからの視聴をお薦めします。
これまでの「げんしけん」は、アニメ・プラモデル・コスプレ・ゲームなどをこよなく愛し、コミフェスで同人誌を買いあさっていた1期・・・
笹原 完士が会長に就任し、愛する路線は1期を踏襲しながらコミフェスへのサークル参加を果たした2期・・・
ここまでは、私の好きなジャンルとも重複するので色々共感できる部分がありました。
ですが、今期の2代目に突入し新人の加入によってジャンルの幅が一気に広がります。
「腐女子」という言葉は聞いたことしかありませんでしたが、自他共に認める腐女子が加入してきた上、「腐男子」という初めて耳にするジャンルの男の子が入部してくるのです。
これまで入部していた部員も相当のオタクだと思っていましたが、新入部員があまりにもアクが強いので、例えば荻上さんのオタク度が、随分霞んで見えました・・・2期までの作品ではそんな事はなかったのですけどね^^;
「腐男子」って初めて聞く単語でしたが、パソコンで普通に「ふだんし」と入力して変換すると、最初に出てきました・・・という事は、私が知らなかっただけでメジャーな単語だったのかもしれません・・・^^;
このように強烈な個性を持った新入生の加入により、最初は2代目の主人公は荻上さんだと思っていましたが、振り返ってみると、腐男子である波戸君の方が圧倒的に出番が多かったような気が・・・^^;
でも、一風変わった波戸君の物語はとても面白く見応えがあります。
彼の仕草や表情がとても豊かに表現されているのも、面白さに拍車を掛けています。
男の子・・・なのですが、何故か「可愛い」が私の印象でした^^;
それでも、色々もめていましたが、今期もちゃんと会誌を纏め上げたのは立派でした^^
今期は、新入部員と・・・何故か班目先輩にもスポットが当たっていましたが、彼らは大学生・・・社会に出ていく準備をしなければいけません。
今期該当するのは大野さんでしたが、この大野さんの就活に纏わる物語も良い感じに仕上がっていたと思います^^
本作品は、1期13話でバランス良く纏まっていましたが・・・気になるのは今後です^^
普通〜重度のオタク、コスプレイヤー、国際化、腐女子、腐男子とジャンルの幅が広がってきていますが、「げんしけん」におけるジャンルは一体どこまで広がるのでしょうか・・・^^;?
原作は連載が継続しているようですので、続きが楽しみです♪